★もきゅもきゅもみゅーん

お店の前に広い青空駐車場があります。値段はそこそこ。
近代っぽい高層ビルの１階にあり、人通りはそんなに多くないのですが、駅のすぐそばということがり集客に困らないといった感じですね。



テラス席もあります。
今の季節はまだちょっと寒いです。



メニューはベトナム料理にしては豊富。
いろいろ食べてみたかったのですが、コース料理が一通り揃っていてよかったのでコースを注文し、アラカルトで好きな料理を注文することにしました。

注文する際は呼び鈴のようなものがなく、スタッフに声がけするシステムです。
フロアが狭いのでスタッフとの距離が近く、スタッフの方たちも機敏に動いているので簡単に捕まります。

厨房の中はベトナム人、ホールスタッフは日本人の女の子。
ホールスタッフの彼女たちは、ベトナム民族衣装のアオザイを着こんでおり、可愛らしいです。



コースの１品目、海老と豚肉の生春巻き。
日本ではベトナムといったら「フォー」と「生春巻き」だと思うのですが・・・。

実際にベトナム現地に行った際には、どこの店でもほとんどメニューに無いし、説明しても全く通じなかったという衝撃の事実。
ベトナム現地ではそれほど食べられている料理ではないみたいですね。

ちなみに英語だと「春巻」はそのまんま直訳の spring roll、「生春巻」は flesh spring roll ではなく、summer roll です。
はい、「夏巻」ですね（豆知識）。



青パパイヤのサラダ。
タイもそうでしたが、東南アジアではまだ青い果実をあまじょっぱくして食べるのが好きですよね。
日本人の感覚だと、もっと熟させれば美味しいのに・・・と思うけど。
そう考えると日本人って発酵食品好きですね。



アボガドと海老のカクテル和え。マヨネーズととてもよく合います。
アボガドの皮が器として再利用されていて、ISO規格と言われても不思議じゃないほどの安定感ですね。



鶏もものはちみつ焼き。
甘くパリパリに焼いた鶏肉に、ヌクマム（Nước mắm）をつけていただきます。



チキンカレー。ベトナムの時は見かけなかった気がするのですが、タイカレーに近かったです。



サイゴンビールが売り切れとのことで、bia 333（ビアバーバー）。
すっきりして飲みやすいそうです。
数字の「3」がベトナム語で「バー」のため、見た感じ「バーバーバー」と読めるのですが。
3 が 3つあるので、3ｘ3 という読み方で「バーバー」が現地読み（豆知識）。
旧製品の名前が「33（バーバー）」で、その後継商品が「333」なので、そのままバーバーと呼ばれている可能性もあります。

ベトナムでは 3 は縁起の悪い数字だそうですが、かけることで 幸運の数字 9 になり、幸運のビールという販売戦略になってるみたい。



バインセオ。南部のサイゴン料理ですね。
バインは粉物やケーキ系のような柔らかいものの総称、セオは炒めるという意味。
お好み焼きと見せかけて米粉やトウモロコシ粉なのでなめらかで、黄色いのは玉子では無くターメリック。
ナイフで細かく切って野菜に包み、手前のヌクチャムにつけて食べます。これ美味しいね。
ヌクチャムはヌクマムをベースにした甘いタレです。



中身は豚肉やもやし。
なかなかの食べ応えです。でもペースがつかめなくて、野菜の方が余り気味になります。



いよいよ、フォー。
ベトナム北部ハノイの代表料理である米粉麺です。店名にもなっている通り、力が入っていますね。
僕は牛肉入りのフォーを注文。「フォーボー」ですね。
ベトナム現地でも同じものを食べてます。

■あっさり透明なスープのフォーを、本場ベトナムで食べてみた（過去記事）
http://yasukawa.hamazo.tv/e5998099.html


■ベトナム現地のフォー


■今回食べたもの

うん、さすがの再現力。
少し透明度が高い気がしますが、味は同じ（たぶん）。
ベトナムの時はテーブルに山盛りにされた葉っぱが目をひきましたが、お店では味が完成されていました。
薬味の入った小皿は出てきたので、それで好きに味を調えることはできます。



こちらは フォーガー。鶏肉入りのフォーです。名前カッコイイですね。強そう！
ちなみにコースでのフォーなので、ハーフサイズ。
普通に単品で注文すると、これよりも多い量でくるようです。



春雨の鍋焼き。東南アジアってこれ系の料理が多いですよね。



バインミー。姉妹店の方が専門店みたいですが、注文してしまいました。
ベトナム語での意味は「パン」で、パンといってもバインミーといったらフランスパンをさすらしいです。
中身は豚肉にパテ、ハーブ系の草がたっぷりでした。
バゲットのように硬いのかと思っていましたが、実際にはかなり柔らかいパンで特殊です。
柔らかいので食べやすく、ちぎれやすいので、上品に食べたい乙女な人にも大丈夫です。
頑張ればナイフで切って食べる事も可能です。かなり時間がかかると思うけど。



バインミーといっしょに飲みたいなと思い、ベトナムコーヒーも注文。
このアルミフィルタ、懐かしい…。



このフィルタ部分、飲むときに傍らに置くのですが現地でやり方を教えてもらったので簡単。



現地ではコンデンスミルクをたっぷり入れて甘くして飲むのが通だと教えてもらいましたが、僕は牛乳系が駄目なのでブラックです。
「カフェ・デン・ノン」で、コーヒー・ブラック・ホット、という意味。
逆に「カフェ・スア・ダー」で、コーヒー・ミルク入り・アイス。

ベトナムコーヒーが苦手な人が多いように思いますが、僕は深煎りも好きだし苦いの大好き。
最近はアルミフィルタでの抽出が人気になってきたようですが、ペーパーフィルタに比べて柔らかくならないアルミは、かなり好みです。
インスタントコーヒーが不味いという人もかなり多く聞くのですが、僕はインスタントコーヒーも好き。
インスタントコーヒーで使われるコーヒー豆はロブスタ種で、ベトナムの豆もロブスタ種。
市場のほとんどはアラビカ種なので世界的にみても少数派なのですが、苦みが合ってる自分にとっては、美味しくて好きな味です。

煙草も酒もやらない僕にとっては、唯一の大人の嗜好ともいえますね。



こちらはデザートです。
タイで似たようなの食べましたが、もち米にコンデンスミルクをかけたもの。
僕は見かけたことないですが「ソーイ（Xoi）」というものみたい。現地ではデザート扱いではないっぽいですが。




チェー。


ベトナム現地で食べられなかった料理なども楽しめて大満足！
浜松市内では珍しいベトナム料理店ということもあり、毎日繁盛しているようなので、予約していくほうがいいみたい。
なかなか入店できない人気店ですね…。

しかし！　朗報です。

週末に駅前広場ソラモで開催される音楽イベント「アジアミュージックフェスティバル」。
アジアで人気のミュージシャンを招待したアジアをつなげるイベントですが…。

■ASIA MUSIC FESTIVAL 2016～アジアミュージックフェスティバル～
http://amf.hamazo.tv/

そこの屋台ブースの中に、「ベトナム料理」代表としてこのフォーハノイ様も出店なさるのですよ！
生春巻きなども販売するとのことなので、この機会にベトナム料理を堪能するのもいいですね！

5/22（日）は、ソラモに集合です！

フォーハノイ セコンド （ベトナム料理 / 第一通り駅、新浜松駅、浜松駅）

夜総合点-