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ダックワーズ - Wikipedia
ちなみに本来の言葉「ダッコワーズ(Dacquoise)」は、フランス語で「ダクス人」という意味らしいです。
「
ダクス(Dax)」はフランスの南西部にある地名。ここが発祥の地みたいですね。
封入された紙に「ダックワーズ物語」として、このお菓子が誕生するまでの読み応えのあるストーリーが書かれています。
フランスで文化となっていたものを、日本人の感性で新しいものを作る。海外で活躍したひとの成果物としてのクリエイティブは、なかなか考えさせられます。
袋を開けると、アーモンドの香りが鼻をくすぐります。
食べてみると、かなり軽いのですが、不思議な食感。
中はスポンジのようにふわふわしっとり柔らかく、外はパリっとしています。
パリっといっても表面はヒビや欠けている部分が無く、非常に美しく。
その軽快なパリパリが、中のふわふわと相反しているので、かなり不思議。
中にクリームがサンドされているのですが、これもプラリネ。
アーモンド系で統一された味のデザインがトラディショナルであり、モダン。
かなり完成度が高いです。
使っている食材も、特殊なものではなく特にどうということはない普遍的なものなんですよ。
高品質な店だっていくらだってあるし。
それが技術なのかなんなのかよく分からないのですが、他の店とは明らかに違うものに出来上がるというのは、とても不思議。
ふわふわでさくさくで、甘すぎずバランスも説妙。
これがクリエイティブの完成形というやつなのだと思う。
過去に何度も他店のダックワーズを食べたことがあってもなんとも思わなかったのですが、このオリジナルを食べてみて、今まで美味しいダックワーズに出会っていなかったんだ、と自分の不甲斐なさに改めて気づかされました。
ちなみに1個約400円くらい。
■フランス菓子16区(公式)
http://16ku.jp/
※電話や FAX からの注文してのお取り寄せもできるみたい。
これはもっと食べたい・・・。
お取り寄せしてみようかな。
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