JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

2013年09月06日 15:29

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JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村


屋台村「掛川本陣通り」内にあるカレー屋さん「スパイス酒場 JAN CURRY(ジャン・カレー)」です。

この写真は、店内にある壁に描かれた巨大な壁画。
「吟遊詩人」というタイトルのこの壁画は、店主である西尾さんが大学時代の友人に描いてもらったものだそうです。
絵の上には実際の楽器やレコードがセットされていて、立体的な構図にもなっています。

この壁画は、かなり巨大な絵の一部で、本当は右側にも左側にも続きがあります。
立ち並ぶビルの摩天楼からスタートして、砂漠の熱砂をこえ、鬱蒼としたジャングルを抜け、いろんな国で黒人や白人と出会い別れ、音楽を通じて彼ら彼女らの人生に触れていく。そんなストーリーが込められているとのことです。


吟遊詩人というテーマの定義は、WEBサイト上では以下のようになっていました。
世界中を、地球上を放浪しながら、その時、その体験、
その風景、その人との出会いによって、感じとった想いを詩に託す。
行き着く国々の人達に唄い、語っては伝えてゆく旅人。
人の心を動かすことのできる者、またはそれを目指す者。
世界の路上を舞台にして、国々の人達に囲まれ、
その場を盛り上がらせることのできる者、またはそれができそうな者。
インドや中国の路上、アメリカやロンドンのストリート、
カリブ海の島々やアンデスの高原地帯、アフリカの大地、
モンゴルの草原などが似合う、基本的にアコースティックなミュージシャン、
エンターティナー、旅人・・・。
本物の吟遊詩人って? 
たくさんいるのか、わずかにいるのか、一人でもいるのか?
 伝説っぽい空想の中の吟遊詩人はとてつもなく自由で、
自然体で、空気のようで、太陽、大地、海、風・・・。
地球全体が活動の場所、その心は宇宙でさえ駆け巡る・・・。
めっちゃスケールがでかい! 
永遠の憧れ。
それは架空の人物。
現代(いま)を生きる吟遊詩人達


文章からも分かる通り、店主である西尾さん(=JAN(ジャン))は、世界一周を経験しています。それも過去3回。初めての時は19歳の時だったとか。

もともと西尾さんは大阪でバーを経営し、自らもライブイベントを開催するなど音楽活動もしていたそうです。

■SOUND BAR 吟遊詩人
http://sound.jp/soundbar/

なぜバーを始めたのかの話は、HP上にも語られているのですが、大阪や宮古島での修業の後に、出身地である掛川でお店を開くことにしたとのことでした。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

迫力のある題字は、壁画と同じく、友人作。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

独特のオサレ感というか・・・ひとことで簡潔に言うならアーティスティック。
天井やテーブルやお皿のひとつにまで、メッセージ色の強い空間になっています。
世界中というか地球まるごと1つにしたような感覚を覚えます。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

メニューはこんな感じ。
まだまだ発展途上で、メニューに追加したり試行錯誤してるみたい。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

メニューがいろいろあるので迷うところですが、大好きなキーマカレーを注文。
ひき肉たっぷりの本格的なものでした。
これ、かなり美味しいです!
僕の友人はおかわりして、もう1皿食べてしまっていました。

時々カレー粉のなかに挽肉が放り込まれたようなキーマカレーを見かけますが、これは違う。
肉汁にスパイスのハーモニー。

ご飯のほうは、デフォルトでサフランライス。
追加料金なしで最初からサフランライスにしてあるって嬉しいですね。

良い意味で手作り感があり、舌触りが優しい。
お肉とスパイスがよく絡んで、かなり研究しているという感じ。
まぁ難しいことはおいておいて、とにかく美味しいのです! たぶんこれ嫌いな人いないでしょ。

プチトマトがのってたり、彩りも良いしおススメ。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

これは「インドのお菓子」。
世界中を回り、自分の目で食文化を経験してきたからこそできる遠別眼。
コーンフレークを揚げたものようでした。ドライフルーツが時々紛れ込んでて、それが甘くてアクセントになっています。

っていうか、お皿カッコイイな・・・。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

クリーミーな泡を出す機械が置かれているので、缶ビールでも生ビール相当の味が出せます。

店内は狭めで、テーブル1つとバーカウンターが1つ。
この丸テーブルもカッコイイですね。
でも隣にオープンテラスのテーブル席がたくさんあるので、そちらで食べた方が開放感があって良いかもですね。
外の席には、ちゃんと屋根が付いているので雨でも濡れません。


全体的な感想としては、人が集まりやすいお店だな、と。
もちろん屋台というプラットフォームで周囲にテラス席があるという状況もそうなのですが、店主自身がバーのような感覚で気軽に寄ってもらいたいと考えているからではないでしょうか。

カレーは男女や年齢関係なく「好きな料理」として人気。
そんなカレーをテーブルの上の皿に置き、人と人を繋げていく。

コミュニケーションというスパイスも入って、お酒もカレーも美味しくなる。
カレーが大好き、カレーにはうるさいという人に、ぜひ行ってほしいお店です。

JAN CURRY(ジャン カレー)/掛川-屋台村

■スパイス酒場 JAN CURRY (ジャンカレー)
TEL・予約:080-6204-0515
住所:静岡県掛川市連雀2-13

スパイス酒場 JAN CURRYカレーライス / 掛川駅

夜総合点★★★★ 4.0





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浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
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