★もきゅもきゅもみゅーん

客層は女子同士が圧倒的に多く、男性は家族で来ているお父さんらしき存在感を出している人がちらほらいる程度。
というか、男子は好んでこのメニューを食べに店に入らないと思う。
料理＝肉じゃがっていうのは女子の世界の共通言語であって、男はみんなハンバーグとカレーとスパゲッティが大好きなものなのです（偏見）。

ビュッフェ形式で、時間制限があります。
ランチが 90分、1,260円（土日祝が+100円）。
ディナーが 120分、1,575円。
ドリンクバーは別料金です。

でもこの値段で食べ放題と考えると、そこそこ安い・・・いや、どうだろ？ ランチで1,000円以上は高いな。

僕らは買い物帰りなのでディナータイムだたのですが、既に並んで待っている人もいました。
待つための座席が店の外にあります。
外っていっても、お店自体がイオンの中なので、廊下で待ってる感じだけど。

席についたら、基本店員さんからはほったらかしです。
自分で勝手に料理をとってきて、勝手に片付けます。

席同士はわりと狭く、隣同士の会話は筒抜けです。
内緒の話とかできません。というか、お互いの荷物の量によっては席を立ちづらいです。
席と席の間をすり抜けていく際には、結構気を使います。導線もうちょっと考えてほしい。

料理は、ビュッフェ形式での提供なので、基本ホテルの朝食レベルだと思えば間違いないです。
保温ジャーに入っていないものは、基本冷えていきます。



季節の食材を使った料理ということで、テーマとなる食材があるようです。
ただ、その食材を使ってアレンジした料理もあり、メニューが豊富とは思えなかった。
サラダが食べたいと思っても、そっち系はあまりなかった。サラダよりは野菜スティックの方が充実していて、ディップソースも数種類ありました。
後は、お惣菜が中心ですね。

僕は肉系を探してうろうろしていましたが、結局お皿に入ったのはハンバーグ１個だけでした。虚しい。
あとドリンクバーにも炭酸系がありません。

天ぷらは人気があるので、揚げて出されたものがすぐになくなり、次々に提供されます。
でも見たところ、2～3種類しかないので、すぐに飽きがきます。

一番人気があると思われるのが「うどん」で、すぐになくなってました。
でもこのうどんは、一回湯に通して、それを冷やして持っていくというちょっと面倒なやり方でした。

握り寿司など、あまり他の店では見ないようなものもあります。
この握りも種類が少なく、物足りない。
基本、選択肢がないです。

大量に仕入れた食材を、違う料理で使いまわすというのは飲食店のうまいやり方だとは理解してるけど、それでもあまり良いイメージはわかなかった。

揚げパンがあり、ソフトクリーム製造機があるので、僕は揚げパンにソフトクリームをはさむ「あの」スイーツ作りにも挑戦してみました。そんな楽しみ方もあるかもですね。

残念ながら僕のように好き嫌いが激しい人には自分に合う料理がなかったので、結局つまらない食事になってしまいました。
ちょっと自分向きでないというか。僕はやっぱり「●●が食べたいっ」と言って目的を持って店に行き、自分が食べたいものを注文する方が向いてますね。

確固たる食べたいものがあるという信念が無く、とにかくいろんなものを、腹いっぱいになるまで食べてみたい、というのが好きな人にはよいのではないでしょうか。
ただこれだけの種類を安く提供するという企業努力には好感が持てます。

ゆずの花 イオン浜松市野SC店 （バイキング / 自動車学校前駅、上島駅、さぎの宮駅）

夜総合点★★☆☆☆ 2.0