娯座樓 (ござろう)

2012年03月31日00:42



写真はちくわ。
娯座樓(ござろう)に行ってきました!

■参乃 娯座樓
http://www.jinen-g.jp/gozaro/index.html

ここは入口も小さくて、ちょっとした隠れ家的な雰囲気を醸し出しつつ、板前さんたちの野太く威勢の良い元気な声が店内に響く、和食のお店です。
あと、非常に食材にこだわったお店、というメージがあります。

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pushState と snapshot と、あとなんかポエム。

2012年03月30日02:21

インターフェースを考えるのは、意外と好き。

僕は中学の時の美術の先生に、何を見染められたのか「タイポグラフィをやってみないか」と言われたのが原点なのですが(やらなかったけど)、グラフィックにも頼らない、設計中心の「デザイン」をすることは、『自分の中に出口を見つけるような』気持ちがして、なんだか高揚するのです。

いま自分なりに最高傑作となるような画面 UI について考え始めたのですが、Ajax での手法も取り入れつつ、しかも検索エンジンに効率良くインデックスさせる方法を調べていたら、Ajax を利用したコンテンツをクロールさせる方法がありました。

HTML5 で実装されている「pushState」を使います。

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スマートペット、iPhoneが犬型ロボットになって芸をする時代

2012年03月28日00:09


Copyright © BANDAI All Rights Reserved.

バンダイから、iPhone を利用したペットロボット「スマートペット」が発表されましたね。

■スマートペット|iPhoneが顔の次世代ペットロボット
http://sp.asovision.com/index.html

まさかここで CM キャラクターに黒木メイサとは・・・。






SONY のペットロボット「AIBO(アイボ)」の初期型を購入した自分としては、この手のロボットを見逃せない。ちなみに、AIBO は確か 25万円した。購入できない人が多い中で、購入権を手放すのも勿体なくて、買っちゃったけど、財布を見て、ちょっと泣いた。

声や(カメラで取得した)手の動きで、芸を教え込んだりができるみたい。

爆発的ヒットを生んだ「たまごっち」を開発したバンダイならではの育成系コンテンツがちょっと楽しみ。
ただ今回のはバンダイの顧客層に合わないので、売れないかなぁ。
まぁもう購入ボタンをポチッとしちゃったんだけど。

ただ問題なのは、僕、iPhone(iPodTouchも)持ってないんだよね・・・。

 
  

カーデザイナーによるロボットのデザインコンペ

2012年03月27日00:26



日産のプロダクトデザインを任されている現役のカーデザイナーが、ロボットをデザインしたら。

ロボットを「車という乗り物の延長」と考えて、現実的で実用的で技術的なチャレンジもあり、しかし夢があり購入意欲を掻き立てるコンセプトデザインが面白かった「輪廻のラグランジェ」企画なのですが。
そのデザインコンペの参加作品が、数点公開されていました。

■日産:輪廻のラグランジェ スペシャルサイト
http://www.nissan.co.jp/ENTERTAINMENT/LAG-RIN/

見ていて思うのは、「ロボット」という概念に対するイメージというか。

僕なんかはガンダム好きなので、ロボット=ガンダムのイメージもあり、おそらくガンダムに毛が生えたもので「いかに立ち姿がカッコイイか」「いかに強い武器を持っているか」という点がすぐに思い浮かぶのですが。
プロダクトデザイナーの考えるロボットは、あくまで「乗り物」で、移動する際に風力の影響を受けない流線型で、壊れにくいように中心にまとまったようなデザインになるのですよね。

車といえば、ファンも多く、「カッコイイ」「燃費が良い」「乗り心地がいい」「値段が安い」「壊れにくい」「安全」・・・。
そんないろんな観点から評価されるもので、一概に「良い車」の評価がなされるものではないのですが。
このコンセプトデザインを見ながら、このカーデザイナーがどんな考えで車のデザインをしているのかな、と逆に想像するのも意外に楽しい。

   

棕櫚

2012年03月26日19:39

棕櫚(しゅろ)・コンチネンタルグリル&バー に行ってきました。

高木シェフさんから今の遠藤シェフに変わってから初めてです。
ということなので、結構久しぶりなのかも。



トマト、鮪のフライ&タルタル。



内装が豪華なのと、ブランド戦略で高級店のイメージが強いのですけど、改めてメニューの金額を見ると 1,000円以下のものもあって、そんな無理目に高くないですよね。
でもどこへ行っても「あそこは高くて、めったに行けない」的なイメージがあるようで。
あまりにもみんながそんな口コミをしているせいで、本当にみんながめったに行けなくなっちゃった的な感じもあります。



料理がたてこんでいるので、これでちょっとお待ちください。
・・・とクリスピーベジタブルをサービスしてもらえました。
気がきく人材がいるというのは、お店の財産ですね。こういう人には本当にお金を落としたくなります。



タタミイワシとパルメザンチュイルのシーザーサラダ。
シーザーサラダも棕櫚がアレンジするとこんな感じ、という典型的な形。デザイン魂ですね。



茸のフリット セモリナ風味ビストゥーソース
メニューに追加されてからしばらく経つとのことでしたが、はじめて食べた。
キノコ嫌いな僕でもぱくぱくと食べられる。



ハチノスと和牛筋肉の煮込み オリエンタル風。
これもメニューに追加されてしばらくとのことですが、初実食。
オリエンタル風とはカレー風味のことらしいです。
カレースパイスの香りが食欲をわかしてくれるかんじ。

余談だけど、ハチノスを食べるようになる前まで、本当に「蜂の巣」だと思っていて『蜂蜜の甘い味がするのかな・・・』とか思ってました(赤面)。



LYB豚(ルイヴィトン)。
「豚」を「トン」と読んでルイヴィトン。最近いろんなお店のメニューに並んで注目の静岡県富士宮市のブランド豚です。



食感がふんわりと柔らかく固くないのが特徴。あと脂が甘いです。
マスタードソースにしていただいたのですが、わりと冷めてもおいしくいただけました。
ちなみに冷めたら「もう一度温めなおしましょうか?」と言っていただけました。

鉄板って、お客さんの目の前で調理するので緊張するものと思うのですが、こういうやりとりがあるって素敵なことですね。お客さんとの距離って非常に大事だと思います。



黒毛和牛のタルタルステーキ。

これ、必ず注文します。
そして必ず他人にオススメします。
生肉が苦手な人でもぜひ試してほしい!
わさびソースがいい感じで、和牛に合ってて美味しいです!



本日のオススメスープ。
セロリ? だったっけ



ウニの濃厚フラン ヴァンブランソース



季節野菜のトマトリゾット 野菜チップと共に

次の日にお客さんと合うのでガーリックライスが食べられなかったため、トマトリゾットに。
初めてここのリゾット食べたけど、芯が残る感じの絶妙な食感。野菜嫌いな僕でも美味しくいただける安心の味です。

鉄板でリゾットを作るって、見た目ほど簡単じゃないと思う。
このへん腕と経験が無いと、こんなに美味しく作れないでしょうね。







イタリアで修業をした遠藤シェフに「イタリアにも鉄板はあるの?」という質問に、似た感じのものはある、とのこと。
でもイタリア人に作り方を教えてもらおうと思っても、「うーん、適当」という答えしか返ってこないのだそうです。それでもイタリア人が作ると美味しいから、それが悔しい、と。
文化や感じ方というか、そんな説明できなものがるのですかね。
デザインの世界でも美しく作るコツを教えてと質問をされてもうまく答えられないのだけれど、感性なのかなぁ。



シーフードリゾット 海老、帆立添え~バジルの香り。
ちなみに、普通の量の「2倍」にしてもらっています。
このリゾットも美味しかった! あと美しいですよね。



ハーブティー。
グルーンティーをベースにペパーミントなどが入ってるそうです。
テーマに掲げている「コンチネンタル」の意味通り、食材と文化を掛け合わせたものになりますね。
非常に上品で、スッキリします。



アーモンドのブランマンジェ 三ヶ日みかんのグラニテ~カルダモンの香り
デザートに新作があったので思わず注文。

実は「カルダモン」って知らなかったのだけれど、スパイスの女王と言われ、サフラン、バニラと同等の高価なものらしいです。世界で最も古いスパイスのひとつでもあるそうです。
カルダモンだもん!(言いたいだけ)



ジェラートとシャーベットの盛り合わせ

オーソドックスですが、非常に雰囲気のある一品。

お値段、24,420円ナリ。
ごちそうさま。

 
棕櫚コンチネンタルグリル
電話:053-458-8158
住所:静岡県浜松市中区田町325-38 浜松市有楽街ビル 4F
定休日:日曜日
営業時間:18:00~23:00



 
  

BARオペラ座で、はまにゃごカクテル作ってもらった

2012年03月24日04:07

肴町にあるオサレなバー「オペラ座」に行ってきました。

■バー オペラ座|浜松まちなかグルメ「テテル」
http://teteru.net/search_shop_31.html
はまにゃご < お得なクーポンあるよ!

重厚なドアを開け、長い階段を上がると、ステージのような煌びやかな場所。

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フィンランドのくらしとデザイン -ムーミンが住む森の生活展

2012年03月23日02:10

次にどの展覧会に行くかなー、と見ていたら、来月青森からスタートする全国巡回展 「フィンランドのくらしとデザイン ― ムーミンが住む森の生活」が面白そう。

■フィンランドのくらしとデザイン -ムーミンが住む森の生活展
http://www.finland-design.com/about

浜松には来ないけど、静岡市美術館では9月から開催。これは見に行かねば・・・!


また東京でプレイベントを開催中なんだけど、こちらも面白い。
日ごとに「今日は ●● day」として、フィンランド料理、民族音楽コンサート、トラベル、といった風にテーマを持たせて毎日異なるイベントが盛りだくさん。

http://www.finland-design.com/tokyo

フィンランドといえば家具、キッチン用具といったイメージなのです。
豊かな材木を利用して暖炉の灯に照らされる質素で剛質、そして格調のあるイメージ。

最近は ノキア(NOKIA)の携帯とか世界生産量1位になるくらいのハイテク産業にいきなり転換して成功するというインド人もびっくりのイメージの方が強いかもだけど。
あと Linux 発祥の地?

おそらく教育面での充実がこれほどの経済大国になったフィンランドの、それでもムーミンに代表されるようなほのぼのとした温かいデザインが生き残っていた頃の、そんな時代にそっと触れてみたい。

今年要注目の展覧会なのだ。

   

WEBのためのデザイン

2012年03月21日21:13

デザイナーがデザイン事務所ではなく、WEBサービス会社に入ったとしたら。
必ず一度は会社から聞かれるのは、「お前は受託をやるのか? 自社開発(コンテンツ作り)をやるのか?」という問いだと思います。

お客様の声を聞き、お客様の望むものを作り、対価としてお客様からの「ありがとう」という喜びの声を得るのか。
自社開発をし、自分が望むもの、そしてオンリーワンのものを作り上げ、苦労するのがわかっていながらも敢えて誰も踏み込んだことのない領域へチャレンジをするのか。

・・・まぁ、結局は同時に両方やることになるのが現実ですが。


よくあるサクセスストーリーで、町工場が新商品開発から注目を浴びて爆発的に伸びるというのがあります。
独自のアイデアから新商品開発をするパターンです。
それがないから、普通の町工場は下請けに甘んじていることになります。

最終的には発想こそが売れる・売れないの基準じゃないかと。

というわけで、売れるには独自の発想が大事だよ、という話なのですが・・・。


WEB業界はそんなに甘くない。


日進月歩で常に技術が先に行く世界で立ち止まることは許されません。
HTML5、CSS3、その他もろもろ・・・。

タブレットの流行で、ここ最近の「レスポンシブWEBデザイン」の注目度がハンパない。
ちょっと前までは、このブログのテンプレートのように、ブラウザの幅で可変する「リキッドデザイン」が読み手の読みやすいように文字数を調節でき環境に合わせられるという意味で、WEBデザインの最高峰だったのですが。
これにさらにメディアごとに最適化された見た目に切り替えていくという手法になります。
WEBにしかありえないデザイン手法で、WEBのためのデザインともいえますね。

第10回・レスポンシブWebデザイン: WEBマーケティング研究会

ASCII.jp:スマホ対応の新潮流「レスポンシブWebデザイン」とは?

新しいiPadとレスポンシブWebデザイン - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

作り手側にしてみたら、ありとあらゆる弁明によって避けて通りたい制作手法なのですが、「これができて当たり前」と言われたらもうやるしかないでしょ。

 
  

GrantFashionShow&BeautyFestival イベントに参加

2012年03月20日15:54



イベントに行ってきました。

内容は、ベリーダンスショー、キッズダンス、ファッションショー、ブースには最新のビューティーアイテム、マッサージなどのメニュー、タロット占いなど。
全国ではいろいろ同じようなイベントはあるのですが、浜松では初めての試みなのだそうです。

女性下着のショーもあり、ギャルが集まるイベントっぽいのでちょっと遠慮していたのですが、「はまぞう来いよ!」と言われたので。ていうか、もうちょい早く言ってくれれば、なんか協力できたかもしれないのに。テテルの告知もできたかもなのに。

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タグ :イベント

フェラリーの赤。

2012年03月19日20:45

リチャード・サパー。
IBMのデザイン・コンサルタントとして30年近く活躍し、ThinkPad のデザインも手がけてる人です。
VAIO や MAC のデザインは皆カッコイイというけれど、IBMのデザインがカッコイイという人はあんまり見たことがありません。
(ちなみに iMACのデザイナーはジョナサン・アイブ-Jonathan Ive-)
サパーのデザインコンセプトは「Easy of Use」。機能美です。
apple社が『白』のブランドイメージを持っているのと同様、IBM社のイメージは『黒』。
(VAIOはチタン・マグネシウム等素材のイメージがあるけどSONYとしてのブランドカラーは無い気がする)

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野生の広告

2012年03月17日05:17


■ログインバナー「Nomad NoName」

ログインバナー広告。
確か、1日しか表示してなかったような・・・。

某サービスの名前募集キャンペーンで、応募数が思ったより少なかったため、急きょ投入したもの。バナーは逐次状況を確認しないと、想定した数に達していない場合もあるので、「どこが悪かったのか」を解析し、改善しテコ入れしたものに入れ替えるというパターンもあります。

これは制作者の責任の持ち方なのかもしれないのですが、お客様に効果があるように制作するわけですので、そ
の目的に達しないようなら検証し何度も何度も必死に作り変え入れ替えたといったことも過去にはありました。

たぶんアフィリエイトをかじっていた頃の、閲覧者にクリックさせるために、あの手この手で試行錯誤した経験が、そんな行動をとらせているのかもしれないですが。
自分の収入に関わるので必死になってたわけなのですが、あの経験がなければ、他人の気持ちも分からずに、ただボンヤリとバナーを作るだけの仕事をしていたのかな、とも今となっては感じています。

SEO関連もそうなのですが、僕は自分で試行錯誤して、その結果を分析してある程度の手ごたえを感じるまでは、本に書いてあることも信用しません。実際、自分で試してみて「全然違うじゃん」ということも多いです。


そういえば、僕は WEBデザインをやりはじめて、はじめて「バナー」制作を経験したのですが。

僕が WEB 業界に飛び込んだ時期は、まだまだ ECサイトも流行しておらず、楽天どころか EC でのショッピングモールもなかったような気がします。
WEBサイト制作も、会社パンフレットの焼き直しのようなものばかり。
「バナー制作」も、単なる画像作成でした。


でもデザインって、作ってるのが楽しい単純な仕事じゃないよ?


今では、新人でも可能で、仕事も覚えさせることができる「誰でもできる仕事」というイメージもあるのですが、実際、バナー制作って難しいです。「クリックしてもらえるように」ってなんだよ、ここを押してって書けばいいの? みたいな。

結局のところ、この延長からの試行錯誤が WEB サイトの UI へと繋がり、デザインという設計の部分へと掘り下げられていくと思うのですが。


考えてみれば、僕のデザインの価値は、あのアフィリエイトで入ってきた金額の数字だったんだな。
もうちょっと稼ぎたいから、自分のスキル不足を自覚して、もっとスキルを上げるために足掻くしかないか。


ちなみに上のバナー作って出した時は「なんでネコ?」と聞かれたので、僕は言いました。

『人類の半分はネコ好きだから、訪問者の半分の人に押してもらえるからだよ!』


 
  

視認性と可読性

2012年03月16日03:21

視認性と可読性。

言葉が似ているせいもあってか、やや混同されがちですが、この2つはヒトに対するデザインアプローチがちょっと違います。

視認性とは、パッと見て短期間で判読できるもの。
可読性とは、読みやすいもの。

車というプロダクトデザインで例えるなら、「使い勝手」と「乗り心地」になるんだろか。

タイポグラフィを中心としたデザインでは、この2つを理解して使い分けることが大事です。

よく言われるのは道路標識ですが、高速道路などを運転中のドライバーには通り過ぎる一瞬の間に情報を伝えないといけないので、遠目からでも形を認識しやすい大きなゴシック体(サンセリフ)で組まれ、なおかつよく使われる短い単語なので、即座に認識できるような方法がとられます。
ポスターなんかも同じで、伝えたい要点を端的に伝えることを主としていますね。

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すがこ屋 たこ焼きは小さな宇宙

2012年03月15日11:16



夜中に突然「たこ焼き食べるよ!」という呼び出しがあり、佐鳴台にあるたこ焼き屋さん「すがこ屋」へ。
場所は、佐鳴台にある遠鉄ストアの通りを挟んだ向かい側です。会社の近くです。

前々から周囲で「美味しい」という声は聞いていたのですが、たこ焼き屋さんに優劣あるのかなぁぐらいにしか思っていなかったのですが。

途中で酒屋さんによって、缶ビールなどを大量に買い込んでからお店へ。
なんで酒屋による? と思ったら、ここはドリンク持ち込み自由で、店内のテーブルで飲みながら食べることができる、とのことです。飲みながら好きなだけ追加注文できるって面白いですね。
たこ焼きスタンドのようで持ち帰り専門店の雰囲気ですが、中にテーブルやカウンターがあって食事できます。

お店は本当に遠鉄ストアの目の前で、買い物客が買い物する前にたこ焼きを注文し、帰りに受け取るというパターンが多いそうです。クリーニング屋さんとかが有利な立地条件ですが、たこ焼き屋さんもいいですね!

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浜松の洋食のルーツ、はじまりの「キッチン トム」

2012年03月14日01:25



浜松の老舗の洋食屋さん「KITCHEN TOM (キッチン トム)」に行ってきました。
ザザシティの裏にあります。映画見てから寄りました。

画像はタンシチュー。
付け合せの野菜が温野菜なのは、別皿でサラダを頼んだからで、おかみさんが気を遣ってくださいました。

ここは古くから浜松で洋食を広めた教祖のようなお店とのことで、若い世代のフレンチ・イタリアンといった街の洋食屋さんが、みんな憧れたというカリスマ的な存在だそうです。いろんなお店のオーナーシェフの人からキッチントムの名前はよく話に出てました。なんと昭和28年創業とのこと。えーと・・・約60年前。
「3世代が通う店」とはすばらしい。僕も自分の子供、そしてその先の孫に美味しいお店を伝えることができるような、そんな幸せで充実した人生を送ってみたい。

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TIME/タイム

2012年03月12日23:42


(c) 2011 Fox and its related entities

日曜日に、映画「TIME/タイム」を観てきました。

この映画は「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観に行った時に予告編で知って、それで必ず観ようと心に決めていた映画です。なにより設定が新しく、メッセージも意味深で面白そう。

あらすじ:科学技術が進歩したことにより老化現象を解決した近未来、25歳で生体の成長が止まると余命はあと1年という社会が構築されていた。富裕層は寿命を気にしなくていい一方、貧しい人々は寿命を延ばすためにあくせく働き続けなければならなかった。貧しい青年のウィル(ジャスティン・ティンバーレイク)は、時間と引き換えに裕福な男性を殺した容疑を掛けられ、追われる身となってしまい……。


■映画 TIME/タイム (公式)
http://www.foxmovies.jp/time/


映画の世界の通貨は「お金」ではなく「時間」。
人々の腕にはカウントダウンを続ける時計が浮かびあがっていて、働いた分だけ「時間」をもらうことができる生活。このカウントダウンが終わってゼロになると、突然死。
人々は寿命を手に入れるために働き、そして食べ物や家賃を払うために通貨である時間を手にいれなければならない。

主人公も工場で1日分の「時間」を手に入れるために毎日必死に働き、朝になると24時間をきったタイマーをながめ、そして生きるために工場に向かう。

タイムアウトは、死。
貧しい者は早死にする、それがこの世界のルール。




(以下、特にネタばれ話はありません)
資本主義ということになると思うのですが、とにかく「時間」を持つことが自分の寿命を延ばすことなので、みんな生きることに必死。
逆に富裕層は、時間をもてあまし、若く美しい姿のまま100年以上をだらだらと過ごす。

主人公が貧困層の出身と見破られるのも『走っていたから』。富裕層には時間がたっぷりあるので、走る必要も急ぐ必要もないとのことです。


たまたま今日の全体会議でも出た時間の使い道の話とも重なったこともあるけど。
映画を観ていて、いろんな感情が生まれた。
まずは、ぼーっとして暇つぶしをしている人・無駄なネットサーフィンで時間を潰している人は、無駄な時間を過ごしているということ。
無駄遣いをしていたらこの世界では、即、死んでしまう。怠け者はいない。


そしてもうひとつは、「生きる」という意味。
本当に富裕層のような生き方が、人生の完成形なのかな、という疑問。


映画の登場人物の中には心優しい人たちもいて、自分の時間を分け与えて他人を活かそうとする。貸し借りもする。そしてギャングのように理不尽な奪い方をする者もいる。
時間は命のやりとりで、コミュニケーションは刹那的な悲壮感も伴い、そして慈愛に満ちている。


映画としては非常に「まさに洋画!」という感じでカーチェイスや人ごみの中を走るアクション、そして銃撃というパターンで結構もういらない感はあったのですが、設定が面白かったこともあって久しぶりに面白いと思いました。
でも予告編で言われていた「世界の謎を解き明かす」は微塵もなかった。
もうちょっと奥行きのある話だと思ったんだけど。題材がいいから、僕でももうちょっと設定を活かしたストーリーが書けそうなくらい。
いろいろ伏線もあったけど、まったくの未回収だったし。しかし一番最初に小さな女の子が時間をせびりにきて、なんて卑しい娘なんだと思っていたら途中で何気に何に時間を費やしていたか理由がわかるシーンがあって、そっちの隠れた伏線にビックリしたけど。

あと、ヒロインのアマンダ・セイフライドという女優さんが、大きな瞳に脚線美というルックスでファンになってしまった。可愛くてセクシーだった。


冒頭のシーンを見ていて思いだしたのは、経営学の本(?)で読んだ南米の工場の再生方法。
ここは経営を立て直すために給料の月払いをやめて、日払いにしたという話。
こうすることで働く人たちがサボらなくなり、1日の食費を稼ぐためにサボらずに必死に働くようになったために作業効率がはねあがり、経営が良くなったということ。


僕は、現代日本・資本主義の中でこの話が非常に教科書的で、凄腕でキレ者のオピニオンリーダーの才能による、美しい話だと考えていた。
でも今は、そうは思えない。
時間は支配するものではない。解決策はまるでデタラメで、そして悲しい。
僕たちは別々の時間にいるのではなく、同じ時間を共有していて、そして同じ夢を見られる。


いろいろ考えれば、この工場は夢を、時間を、共有できていなかったのだと思う。
流れた時間は非常にゆっくりすぎて、そして身の丈にあっていなかった。
改革ではなく、閉鎖するのか、人を入れ替えるのかが必要だったのかな。
いろいろ考えることはできるけど、結局はサボった人の自分自身の責任の結果なんだとも思う。


時は金なり。
時間は金では買えない。

時間を謳う言葉はたくさんあるけど、自分自身が求める時間とその価値についていろいろ考える良い機会になった。
自分が飛び込んでいる時間に意味をもたらし、飛び込んだ他人の時間に意味をもたらすっていうことは、すごくエキサイティングで、義務はなく自由で責任があり、そして全部自分自身のせい。
僕の時間は僕自身の決めたもので、他人の時間でもある。


あと予告編で、来月公開で観たい映画がまたあった。

■Black & White / ブラック & ホワイト
http://www.foxmovies.jp/blackwhite/

これすごく面白そう。4/20公開みたい。
とくに奥深いメッセージもなく、笑ってみられる娯楽映画っぽいですね。楽しみ。
   

いろいろ考えさせられたけど、

2012年03月10日04:01

僕は、
正しいことを言う方の味方でもなく、
立場の弱い方の味方でもなく、

“友人”の味方でありたい。

 

よし、寝よう。  

トスカ イタリアンコーヒーが美味しい

2012年03月09日22:48



パスタとイタリアコーヒーの店「Toscaトスカ~」へ行ってきました。

このお店は、開放的な大きな窓が特徴で、いろいろなスタイルの家具が多かったです。

土曜の夜7時に行ったのですが、他にお客さんのいない穴場状態。

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タグ :イタリアン

新型 iPad は治一郎のバウムクーヘンと同じくらいの重さ

2012年03月08日20:59

Google ボタンが赤く変更になりましたね。
赤といってもオレンジ寄りというか。

重要なボタンとか変わる時って「前より悪くなった」っていうネガティブ評価がつきまとうイメージあるんだけど、スタイルガイドとか用意してルールをちゃんと設定してあると、なんだか間違ってるのは自分のような気がしてくる。不思議!

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ブリランテスズキのパスタ

2012年03月07日00:38



写真はキノコのオーブン焼き。

ランプ横丁にある高級イタリアンの店「ブリランテスズキ」に行ってきました。
ここはネットワーク事業部のM浦さんの従妹で知られる(?)有名店です。ね、ゆーくん。

■ブリランテスズキ
http://www.brillantesuzuki.com/

はまにゃご 過去の詳しい記事
オーナーシェフの鈴木さんは浜松出身で、東京の名店アルポルトで修行、その後先輩と一緒に独立して店を開き、そこでミシュランの星を獲得。世界からの評価を得られたことで、今度は自分自身の挑戦として、イタリアへ1年間留学、帰国して地元でお店を開いたとのことです。


数時間前にイタリアンの店に寄ったのですが、ちょっと物足りないのと本格パスタが食べたくなってガマンできなくなったので、夜9時過ぎにお邪魔。
普段はディナーコースしか無いお店なのですが、9時以降はアラカルトで注文できるので。



アミューズ。お菓子みたいで美味しい。



シャンパンに合うようにチーズを適当に出してもらう。
友人は「シャンパン + チーズ = はちみつ」という味の図式が成り立つそうなのだが、本当だろうか・・・。



チーズ用のバケット。
ここで自称天才がひらめく。
 

『このバケットにイタリアンで必要不可欠なトマトのっけてもらったら、僕の大好物ブルスケッタにならね?』

 



実行してもらった。

ミシュランの星を獲得した凄腕シェフに、メニューに無いオリジナル料理を作ってもらった・・・。
っていうか、良いトマトだから果物みたいに甘い! そして美味しい!
後で明細見たら、2,400 円でした。

ちなみに僕はトマトが嫌いなんですけど、ブルスケッタだけは食べられます。




トリッパ。トリッパとはイタリア語の「胃(蜂の巣)」。
骨の外郭に埋め込まれているので、結構熱い。



アラビアータ・ペンネ。
僕が2番目に大好きなパスタ。1番はボロネーゼ。

アラビアータはスパゲティにする? ペンネにする? と聞かれたのですがペンネにしてみた。



黒トリュフたっぷりこんもりにしてもらったクリームパスタ。
メニューに無いけど、言うとなんでも作ってもらえるね!

あとは写真ないけど、新たまねぎのパスタとか。



ドリンクはエルダーフラワーとか、ここにもピア&アップルあったので注文。
なに食べても美味しい! あと客層が大企業の令嬢とか大企業の会長とかいるから緊張する!

本当は11時までらしいのだけど、なんかぐだぐだしてたら1時くらいに。
それでも嫌な顔せず、店を出た後も姿が見えなくなるまで見送ってくれました。
サービス精神もあるなんて、本当に最高の店ですね、ゆー君。

お値段、30,700円ナリ。
ごちそうさま。

■ブリランテスズキ(Brillante il Suzuki)

住所: 〒430-0944 静岡県浜松市中区田町322番地13 ランプ横丁ビル2階
電話番号: 053-596-9620
営業時間:
 おまかせコース 18:00〜21:00
 アラカルト 21:00〜23:00(L.O)
定休日: 水曜日



   

シュガーポット(SUGARPOT)~0次会から寝酒まで

2012年03月06日23:31

田町にあるカジュアルバー「SUGARPOTシュガーポット)」に行ってきました。

ここはビルの3階でちょっと分かりづらいところにある隠れ家的なバーです。
高級なお酒があるわけではなく、ただ気軽に、だらだらとした時間を過ごすのに最適な、そんな店です。
マスターの池田さんの話が面白いので、静かに飲むというよりは、誰かと楽しく飲みたいというときに是非行きたいお店。
ちょっとした空き時間や、電車やバスの待ち時間なんかに軽い気持ちで利用できるのがうれしいですね。



僕の大好きなオニオンリング。
カリッとした食感で美味しく食べられます。
これだけは何回食べても飽きない。

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yasukawa
yasukawa
浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
文部科学省後援情報検定 情報デザイン試験合格
日本商工会議所販売士検定試験2級合格
日本英語検定協会実用英語検定試験3級合格
デザインカレッジ 外部講師(WEBマーケティング)
日本最大級レビューメディア「zigsow」2021年ベストレビュワー