WEBのためのデザイン

2012年03月21日 21:13

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デザイナーがデザイン事務所ではなく、WEBサービス会社に入ったとしたら。
必ず一度は会社から聞かれるのは、「お前は受託をやるのか? 自社開発(コンテンツ作り)をやるのか?」という問いだと思います。

お客様の声を聞き、お客様の望むものを作り、対価としてお客様からの「ありがとう」という喜びの声を得るのか。
自社開発をし、自分が望むもの、そしてオンリーワンのものを作り上げ、苦労するのがわかっていながらも敢えて誰も踏み込んだことのない領域へチャレンジをするのか。

・・・まぁ、結局は同時に両方やることになるのが現実ですが。


よくあるサクセスストーリーで、町工場が新商品開発から注目を浴びて爆発的に伸びるというのがあります。
独自のアイデアから新商品開発をするパターンです。
それがないから、普通の町工場は下請けに甘んじていることになります。

最終的には発想こそが売れる・売れないの基準じゃないかと。

というわけで、売れるには独自の発想が大事だよ、という話なのですが・・・。


WEB業界はそんなに甘くない。


日進月歩で常に技術が先に行く世界で立ち止まることは許されません。
HTML5、CSS3、その他もろもろ・・・。

タブレットの流行で、ここ最近の「レスポンシブWEBデザイン」の注目度がハンパない。
ちょっと前までは、このブログのテンプレートのように、ブラウザの幅で可変する「リキッドデザイン」が読み手の読みやすいように文字数を調節でき環境に合わせられるという意味で、WEBデザインの最高峰だったのですが。
これにさらにメディアごとに最適化された見た目に切り替えていくという手法になります。
WEBにしかありえないデザイン手法で、WEBのためのデザインともいえますね。

第10回・レスポンシブWebデザイン: WEBマーケティング研究会

ASCII.jp:スマホ対応の新潮流「レスポンシブWebデザイン」とは?

新しいiPadとレスポンシブWebデザイン - MdN Design Interactive - Webデザインとグラフィックの総合情報サイト

作り手側にしてみたら、ありとあらゆる弁明によって避けて通りたい制作手法なのですが、「これができて当たり前」と言われたらもうやるしかないでしょ。

 


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yasukawa
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浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
文部科学省後援情報検定 情報デザイン試験合格
日本商工会議所販売士検定試験2級合格
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デザインカレッジ 外部講師(WEBマーケティング)
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