■茶ピアでお茶摘み&お茶席を体験しちゃおう! | ときめきブログ | JA遠州中央
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これが新茶…。
綺麗なグリーンに感動。
自然の発色って、なんて美しいんだろう。
生命の息吹というか、存在感。そんなエネルギーを感じますね。
施設「茶ピア」のすぐ横にお茶畑があり、そこでお茶摘み体験ができます。
駐車場→受付→茶畑、と徒歩で簡単に移動できるので疲れたり足が汚れたりとかありません。
気軽に参加できるようになっています。
普段は1回10人くらいが定員とのことですが、今回は特別に少し多めに参加させてもらっています。
インドネシア、ベトナム、インド・ネパール、フィリピンといったアジアの学生さん達が集まりました。
日本に留学に来ている学生さんたちは、それだけでも優秀で高度な勉強をしていると思うのですが、こういう日本の文化を体験できる機会は少なく。それだけでも有意義だと思います。
今よりもっと日本を、静岡を浜松を大好きになって。
僕らの住むこの土地を、第2の故郷と思ってくれると嬉しいですね。
先端の綺麗な若葉のような先っぽを摘んでいくと、それがお茶になるそうです。
こんなに葉っぱがあるのにこの部分だけを使用するなんて、贅沢です。
いわゆる…牛タンとかエンガワとかフォアグラみたいなものですかね?
ちなみに摘んだ茶葉はお持ち帰りできます。
これはコースにはないですが、大きなお姉さんたちのが茶摘みをしているところも見学。
さすがプロだけあって効率的に収穫しています。
さらに IT化? の波がこんなところにも。
茶摘み農家さん自慢の赤いヤツも見せてもらいました。
最新鋭の大型重機による茶摘みです。オートメーションです。
赤いので、たぶん収穫が3倍速いですね。
しばらく自慢の走りっぷりをお楽しみください。
赤いヤツが通り過ぎた後の綺麗に収穫された後は、向こう側のまだ未収穫の部分と比べて全然違いますね。
そして手摘みプロの方たちの仕事っぷりよりも全然速いです。
手摘み < プロのお姉さん < (超えられない壁) < 赤いヤツ
こんな図式が思い浮かびます。
ちなみに最後には合体・変形してトラックに積んだ茶葉を落とすというギミックも搭載。
ものの数分で収穫された茶葉。
これは速い…いつか未来は機械に支配されても全然不思議じゃないです。
くじけずに頑張りたいですね。
写真は通りすがりの、ちょっと疲れ気味のワンコです。
茶畑の横には「茶室」の施設もあります。
ここでお茶n先生による正しい飲み方などを教わりながら、美味しいお茶をいただくことができるのです。
ちゃ、ちゃゆ・・・ちゃゆあん?(感じ読めない)
いまこそ「茶道」を究めんとする、外国人留学生たち。
・・・。
・・・・・・。
「うぇっ」とか「苦っ」というリアクションを密かに期待していたのですが、わりと普通でした。
抹茶は苦いという思い込みがありますが、ライトな苦みだったようです。
これなら外国人やスィーツ大好きな女子でも安心ですね。
先生が言うには、お茶と一緒にお茶菓子を食べるというルールは無く、食べきってからお茶を飲んでもいいそうです。
茶道ってもっとガチガチなルールがあると思っていたのですが、柔軟なところもあるのですね。
とはいっても、素人相手なのでそこまで正式なルールに則ってないようですが。
お作法のあとに、お茶についてのお話などを聞きます。
お茶のプロフェッショナルのお話を聞けることは滅多にないので、これも貴重。
美しい日本庭園も堪能。
草花に囲まれて、とても風情があります。
日本家屋自体も気持ちよい風が吹き抜けていき、理にかなった構造をしているんだなぁと改めて実感。
こういう平屋いいなぁ。住みたいなぁ。まず土地からだなぁ。
茶ピアでのお茶摘み&お茶席体験を終え、製茶工場に移動します。
軒先をお借りしてお弁当タイム。
柴犬の毛ってタワシみたいですよね。
工場に案内してもらって、製茶される様子を見学。
こういう工場って、男の子ならワクワクしますよね。
この気持ちは世界共通だと思います。
もっと粛々と地味にやってるかと思ったら、大型機械で流れ作業なんですね。
まぁ工場だからなんでしょうけど。
粉末になる前のお茶葉をかじってみたり。
これ天ぷらにしたら美味しそう…(じゅる)
青臭さがなく、普通に食べられるものなんですね。外国人の子は目を白黒させてましたけど。大丈夫、日本人はあんまり茶葉を直接食べません。
最後に新茶をGET。やったぜ!
旬の美味しいお茶を自分で摘んで、家に持ち帰って楽しむことができるという体験は、日本人にとっても外国人にとっても貴重で良かったです。日本の伝統と食と文化。そんな体験が味わえる1日は、なかなかないですね。
外国人学生さんたちも大喜びで好評でした。
また機会があったら、一緒に参加してみたいですね。