(C)reddot design award
「Sign Language Ring」というブレスレットが、良いデザインだと思っています。
このブレスレットは、手話と音声のインターフェース。
手話を理解している者同士のコミュニケーションは成立するものですが、手話を理解していない人とのコミュニケーションは当然難しいです。
このインターフェースがあることで、手話ができない人にも習得する必要もなく言葉を交わしあえるということですね。
腕輪状態には指輪型のユニットが収納できるようになっており、この指輪をはずして装着。
装着者が「手話」をすると、加速度センサーが手の動きを感知して、手話のモーションから音声に変換してくれるというものです。
相手の発した音声は解析されて、ブレスレット部分の液晶パネルに表示。手話してたら液晶パネルは見にくい話なので、このところだけちょっと弱い気もしますが、「言語の翻訳語である手話をさらに翻訳する」というアイデアは面白いと思います。