そんな理由でコーヒーメーカーを探していたところ、Panasonic の NC-A56 という機種が安価で美味しいという評判が。
■沸騰浄水コーヒーメーカー NC-A56 | コーヒーメーカー | Panasonic
http://panasonic.jp/coffee/products/NC-A56.html
ミルからドリップまで全自動なので、手間いらず。
お手入れも簡単で、掃除も楽。
そのうえで高級コーヒーメーカーにしたら値段も安い方で、安心の日本製メーカー、出来上がったコーヒーも美味しいと口コミで評判です。
普段はインスタントコーヒーの僕にしても、そんなにメリットがあるなら、これは欲しい。
ということで、安くなるタイミングを狙って購入。
調査したところ、1万8千円代くらいだったら、格安なので、買い時です。
カラー展開は1色のみ。型番の最後に「k」と付いてるのは、ブラックの意味です。
ちなみに開封後にすぐコーヒーが飲みたいという場合は、購入した本体の他に、
「コーヒー豆」と「紙フィルタ」が必要になります。
一応紙フィルタは漂白版が2枚ほど付属で付いているのですが、購入した紙フィルタのサイズが規格にあっているのかの確認用にとっておいた方が無難だと思います。これと購入したフィルタを重ねて大きさを比較するのですよ。
僕の場合は、安くなったものがあったので、通販で緊急GET。
少し格安の理由は、外箱の破損ということだそうです。
(ちなみに送付されるまで理由は隠されていたので、不誠実ですね)
マジかよ。かなり壊れてますね。
未開封なので新品ですが、中身が壊れていないか確認とかしないんだろうか。
箱を開けて確認したところ、カドだったこともあり、余白なので本体に傷はありませんでした。
ダメージは、この穴から入った埃で本体が少し汚れたということぐらいですね。
通販でしたが、ちゃんとメーカー保証書も付いていて安心。
Panasonic さすがですね。
本体を出した姿。
公式サイトの写真を見ると、外観がカッコ悪いなぁ、デザイン性が無いなぁ、と感じていたのですが実物を見ると、なかなかの高級感でした。
想像していたよりも前後に薄く、家電としての佇まいもなかなかです。
「家電」という雰囲気は良いですが、「コーヒーを煎れる道具」としては、少し雰囲気は感じないです。
そのぶん機能には期待ですが。
ウチはキッチンがブラックなので、ブラックな家電が似合いますね。自己満足です。
コーヒーを作るにあたって気になる水のカルキ臭ですが、しっかりした活性炭フィルタが付属されていてカットできるようになっています。
シールが付属していて、交換時期も覚えやすくなっています。
こういう細かい気配りが、大手メーカーなんですよね。
おそらく利用者からの声を拾って製品改良されたものだと思うのですが、こういうところがよく考えられている製品です。
コーヒー豆は、コスパの高い
小川珈琲のものを購入。
煎り方があまり好みでは無いのですが、味が分かってるぶんこちらで飲んでみようと思いまして。
近所のスーパーで買ってきました。通販の方が安いと思ったら、通販は軒並み高め。たぶん値段感がない人たちが何も比較せずに「通販は安い」という既成概念で購入してしまうんですね…。
コーヒー豆には湿気が大敵ですが、IKEA で購入したこの密閉式のボトルが大活躍です。
管理が大変そうですが、複数のコーヒー豆を用意しておいて、気分で飲み分けたりオリジナルのブレンドを作ったりというのが楽しそうです。
ハワイ・コナやモカ・マタリあたりが最近のマイブームなので、このあたりは揃えたいですね。
ここから水を入れていきます。
浄水フィルタは、沸騰したお湯が通るようになっているので、給水タンクには普通に水を入れます。
容量を確認せずに購入してしまいましたが、コーヒーカップ5杯まで一度に煎れることができるそうです。
ここに豆を入れます。
ちなみにこのボリュームは最大量です(カップ5杯ぶん)。
全自動といっても、ここだけ「自分で軽量して」セットすることになります。
よくあるコーヒーメーカーだと、最初に大量にざざーっと豆を投入しておき勝手に必要な量がそこから取り出されるというの形式も多いのですが、豆がいたむことを考えると、こちらの方が合理的ですね。
自動洗濯機の洗剤投入方法も、この形式だし。
紙フィルタをハンドドリップと同じようにシールのところで折ってセットしたら、一通り完了です。
ボタンを押してミルを起動すると、かなりの五月蠅い粉砕音がしますが数秒なので不快感はありません。
この後、セットした紙フィルタに粉が落ちて、浄水フィルタを通って沸いたお湯が天蓋ドームに当たって粉にまんべんなく落ち、長い時間をかけてフィルタからドリップされます。
このお湯が落ちる時にミルも自動洗浄されている仕組みになっているので、メンテナンスが楽なんですね。
ドリップな時の上質な香りが部屋中に広がるのが、インスタントじゃないコーヒーの醍醐味ですね。
インスタントコーヒーは抽出されたコーヒーを凝縮乾燥させたようなものですが、この香りだけは技術的に閉じ込めることができません。ドリップコーヒーだけが楽しむことができる、特別な時間ですね。
できあがり。
コクや苦みがちゃんと楽しめる、美味しいコーヒーです。
写真は大きめのマグカップですが、この大きさだと1杯半くらいのコーヒーにまります。
1回煎れるとミルやフィルタが洗浄のためもあって濡れるので、連続して淹れにくいというのが欠点ですね。
乾燥させてすぐ使用できる状態にするためにも、煎れたらカスなどをそのまま捨てるようにすると、次のサイクルの効率が良いと思います。
抽出されたコーヒーについては、かなり美味しいです。
マイルドとリッチのテイストの選択や、粗びきと中細挽きの選択もでき、ミネラルフィルタを通すことで酸味の調節もでき、豆との組み合わせをすることで自分好みのコーヒーを全自動で簡単に煎れることができます。
通常なら安くても10万円以上するコーヒーメーカーが、このクオリティで2万円以下というのは驚きですよ。
というか、普通の高価なコーヒーメーカーって逆に何が高い理由なんだよと思いますね。
インスタントコーヒーと比べたらコストが少しだけ高いですが、喫茶店のコーヒーや缶コーヒーに比べたら格段に安く、普通に全然美味しいです。メンテナンスも楽だし。
豆の管理をしっかりして、コーヒー豆のお店を回るなどして充実のコーヒーライフが楽しめます。
このコーヒーメーカーは、コーヒーを毎朝よく飲むという人に、おススメです!
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