販売元の「
株式会社UPQ(アップ・キュー)」は、女性企業家が社長ってことで話題になってるみたいですが。
ラインナップは、すごいお得な価格感なんですよ。
この商品の準備というか開発期間の短さは、既存のメーカーである「Cerevo」に業務委託しているとのこと。
Corevo って、最近では「PSYCHO-PASS サイコパス」に登場する拳銃型のデバイス「ドミネーター」の1/1実寸モデルを開発し話題になってましたね。しかも青く発行する上、変形するという。ライトセーバーともども、男の子の夢の固まりですね。
まぁそんな感じで、ブランド作りというか商品企画を UPQ が行い、生産までを Corevo が行うというか。
最近、こんな感じのスタートアップ多いですが、何故だかここまで話題になった企業も今までないというか。販促面では大成功しています。
で、本題のガラスキーボード。
こんな外箱。
白い化粧箱に、アクリルのような透明なカバーが付いて、銀座の高級お菓子みたいな雰囲気。
書いてて思ったけど、そういえば資生堂パーラーっぽいですね。
UPQ のロゴと、Blue X Green の文字。これ何を意味しているのか全くわからん。
なんの意味なるんだろ、これ。カラー展開したらこの文字変わるんですかね。でもたぶん外箱の色も変わると思うから、そこで分かるのでこの文字いらないんじゃないですかね。
側面が、今回のブルーグリーンのカラーが使われています。
iMac のプロダクトの時も同じような色で爆裂人気だったのですが、そこを狙っているように思います。
でも今見ると、なんだか古臭いというか人気でると思えないけど・・・。
馴染みがなさすぎるというか、日本人向きではないカラー展開の気もしますね。
こんな感じで透明なカバーを外して開封。
さっきお菓子だと表現してしまいましたが、狙っているのは高級化粧品のイメージ戦略なんでしょうけど。
開封。
MacBook Air の時もそうですけど、新製品って最初のうちは外箱に力が入りますよね。
今回のもしっかりした良い質の箱です。
このカード、どう使っていいのかよく分からんけど・・・。
ひょっとして保証書替わり?
いや自分で書いても意味ないし・・・。
説明書など、特に入ってるものはありません。
え? 説明書ないの? とか思ったけど、確かにキーボードって説明書ついてないから、これが普通なのか。
なんだろ、この違和感。
ちなみに、一応ネット上の公式サイトにマニュアルが PDF 形式で用意されています。
付属品は、接続用のUSBケーブル。
コードは薄型。
これは嬉しい。
このキーボードに使うよ、と分かりやすいほど主張しています。
箱から出します。
包装は丁寧です。
おお・・・。
意外に重いです。
ガラス好きにはたまらない質感です。
キーボードの裏面には、角度をつけるための脚があり、その先端には滑り止めのゴムが付いてます。
海外展開を考えているのか、最初から配列が英字キーボードです。
右上のキーに「Win」と「Mac」の文字が見える通り、Windows でも Mac(OS-X)のどちらにも対応しているようです。
この白い線はガラスに浮き上がるわけではなく、最初から描かれています。
ボタンの大きさはこんな感じ。
指の太い男性でも充分な大きさです。というか、通常のキーボードよりも大きいです。
デザイン的にキーとキーの間が開いておらず、線1本で区切られているので、このキーの大きさが実現できるのですね。
隣のキーを押す可能性も増えるけど。
茶色いテーブルの上なので白いラインがよく見えますが、白いテーブルの上だったら全く見えないと思います。
使用する際は、LEDバックライトで、白いラインが青色に輝くので、白背景でも見えにくいということはありません。
黒っぽい背景でも、この通り。少し薄暗い部屋でも間違いなくキーを叩くことができます。
なかなか未来的でカッコイイ。
ベゼル? というか、もう少し狭額デザインがよかったけど。
キーを叩くと、この LED の輝度が弱くなり、キーを叩いたというフィードバックが得られます。
このへん考えられた製品ですね。
唯一本体に開いているコネクタは USBで、キーボード上部の背面にあります。
差してみると、少し折れやすそうな。ここから壊れていきそうなので大事に使いたい。
ガラスのキーボードという特徴を生かして、下に原稿などを置いてそのままタイプとか、新しいPCスタイルが生まれる可能性がありますね。
ガラスのキーボードの利点は、キーとキーの間に埃や汚れがはいらないフラットな形状なので、さっとひと吹きするだけで清潔なこと。あと、キーの上にプリントされた文字がかすれてきて消えないこととかですかね。
逆にデメリットは。
やっぱりキーストロークの違和感。
以前に図も作りましたので、再度引用。
液晶にうつるキーボードが押し込めそうなのに、指で叩くと押し込む感覚が得られずカツンというガラスの反発する感覚がして気持ち悪いからではないでしょうか。
こればっかりは解決しないのですが。
ただ、僕は最近、遠隔地の拠点と仕事をする機会が増え、デスクワークを PC でしながら、やりとりを 傍らのタブレットで行うというスタイルになっています。やりとりは Skype もあるのですが、メッセンジャーも多く使うので、文字を打ち込んでいるうちに最近はタブレット上のソフトウェアキーボードを叩くことに違和感を覚えなくなりました。
なんていうか、スマホで文字を打つのに慣れてきた、あの感覚です。
なので、使ってみてガラスのキーボードが使いにくいと思わなかった自分に少しびっくりです。
あと、このガラスキーボードには特徴もあって。
「タッチパッドモード」というのがあって、切り替えでキーボードからタッチパネルの機能に切り替えができるのです。
このガラス全面が、巨大なタッチパネルになるのですよ!
スライドでスクロール、指を開いてズームイン・ズームアウトなど、お馴染みのジェスチャー機能が使えるのです! これは地味に便利です。
狭いデスク上で、傍らにマウスを置けない場合や、ソファの上などでマウスが使えない場合などのシーンで、このキーボードがあれば、すごく仕事の仕方やライフスタイルが変わる気がします。
あ!
あとポテトチップス食べながら仕事できますね。
ポテチ食べながらだと指が汚れるのでキーが叩けないので食べられないのですが、このキーボードなら安心。
もう割りばしなんて窓から捨ててしまえ!
これはポテチ専用キーボードだ!
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