映画「LOOPER/ルーパー」

2013年01月20日 21:55

  • LINEで送る
映画「LOOPER/ルーパー」

映画「LOOPER/ルーパー」を見てきました。

別の映画を観るつもりで映画館に行ったのですが、途中で変更。
煽りにちかい宣伝広告を見たことがあって面白そうだとは思っていたのですが、なんの前情報も無く視聴。

それが良かったのか、謎の部分が楽しく体験できて、かなり面白かった!

■映画『LOOPER/ルーパー』公式サイト
http://looper.gaga.ne.jp/

(あらすじ)近未来―タイムマシンは開発されていたが、その使用は法で禁じられ、犯罪組織に利用されていた。彼らは、証拠を残さずに敵を消し去りたいとき、標的を30年前に転送する。“ルーパー”と呼ばれる暗殺者の元へ―。
ある日、凄腕ルーパー、ジョー(ジョセフ・ゴードン=レヴィット)の元に、ターゲットの抹殺指令が入る。それはいつも通りの単純な仕事のはずだった。ところが、送られてきた男は“30年後の自分”(ブルース・ウィリス)。驚愕と混乱で引き金を引くことを躊躇ったジョーのふいをつき、未来のジョーは街へと消えていく。
「奴を殺さなければ、自分が消される!」 未来の自分を必死に追跡するジョー。そして、ようやく追い詰めたとき、“未来の自分”から、彼がここへ来た驚くべき理由が明かされる。彼が守ろうとしているものとは?謎多き未来の独裁者、“レインメーカー”とは?
過去と未来が交錯する世界で、未曾有のタイムスリップバトルが幕をあける―。

タイムトラベルを題材にしているためパラドックスがあり、転調シーンやストーリーが多少分かりづらいのだけど、それが伏線効果につながっていて、見ていて「そういうことか!」とか発見があって面白い。見ているというより体験している感じ。

テーマとしては負の連鎖というか。
愛する人を守るため・または殺した恨みで人を殺すと、それが連鎖して因果応報になり・・・というストーリー。
愛しているがための行動が悲しい結末を生んでいくというか。
でも設定が面白い。
未来からやってきた年老いた自分(オールド・ジョー)を殺すために走り回る若い主人公(ヤング・ジョー)とか。この発想はなかった。

そしてまた、この時代の行動によって未来がリアルタイムで変わっていくのですが。
オールド・ジョーは自分の美しい妻が殺された未来を変えようとタイムトラベルをしてきたのですが、その行動でヤング・ジョーが違う女性に出会い、未来の妻がかわりつつあり、記憶が上書きされていくシーンでは。
オールド・ジョーは記憶の上書きに必死に抵抗し、自分の妻の記憶を忘れないようにするところはジーンときた。

その反面、元凶である「レイン・メーカー」の正体にヤング・ジョーが気づいてしまう場面では、その未来の姿であるオールド・ジョーがその記憶を上書きされて正体に気づいてしまうというところがあったり、設定も凝ってた。

ひさびさに見て面白い映画だった。おすすめ。



同じカテゴリー(個展・美術館)の記事
タイポ展
タイポ展(2019-04-23 19:03)


このブログの新着情報を配信中!

RSSリーダーに登録することで、新着情報だけを確認することができ便利です。
上のアイコンをクリックしてご登録ください。

見るだけでは飽き足らない、あなた。あなたも小言に参加してみませんか。コメントトラックバック、ご自由にどうぞ。


入力した内容は表示されます
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
過去記事
デザイン特集
グルメ特集
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 32人
QRコード
QRCODE
プロフィール
yasukawa
yasukawa
浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
文部科学省後援情報検定 情報デザイン試験合格
日本商工会議所販売士検定試験2級合格
日本英語検定協会実用英語検定試験3級合格
デザインカレッジ 外部講師(WEBマーケティング)
日本最大級レビューメディア「zigsow」2021年ベストレビュワー、2022年ベストレビュー