さて、Apple はブランドイメージを保つためにサテライトサイトがあまり存在しないようなのですが、Microsoft は商品群の多さもあって、多くのサイトがネット上にあります。
製品情報や FAQ コンテンツも充実しているのですがイマイチというべきコンテンツの中で、
ブログだけは上手に活用されています。
「こんなの開発している途中」といって画面のスクリーンショットを公開したり、「次のバージョンで便利になる10個のポイント」みたいな感じで、開発途中の商品に対して期待を煽ったり。
(C)2011 Microsoft Corporation
■The Microsoft Office Blog
http://blogs.office.com/
上記のブログでは、「Word」「Excel」といった代表的な製品別にカテゴリを分けて、それぞれの開発進捗や画面、それから新機能をこう使ってほしいというメッセージまで、あらゆることが発信されています。
僕は元々、次に用意しとかなければいけないコンテンツやデザインを先読みするために読んでいたのですが、そんなこと関係なしに面白いし、勉強になります。
世界でもトップクラスの頭脳が集められた企業の創る製品やブログなので、技術的にも素晴らしいのはもちろんなのですが。
変に販促する内容ではなく、次はこうなる、こうやって使ってくれというメーカー側の想いやメッセージがあるから面白いのかなと思います。
「Office」はその名の通り、企業人が使うイメージがあるのですが、「Top 10 reasons students will love the new Word」という記事では、「Officeの機能は学生にも役立つ」という意味で学生さんに便利な新機能10個をアピールしています。
■Word Blog - Top 10 reasons students will love the new Word
http://blogs.office.com/b/microsoft-word/archive/2012/10/10/students-love-word.aspx
# ちなみに、PDF形式が編集できるようになるって書いてあるけど、ライセンス的に問題ないんだろうか??
スクリーンショットも多いので、視覚的にも分かりやすく、修正したいことあったらブログに書いて開発者に伝えることができるし、こんな風に情報発信をしたいですね。