グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

2013年03月11日 21:58

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グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

中区幸いにあるイタリア料理の店「GUIDO(グイド)」へ行ってきました。
ここは 2011 年 12月にオープンした時に友人の間で話題になっていたのですが、当時街中を優先していたのでなかなか行く機会がなく、今回はじめて行きました。
オーナーシェフの方はイタリアの1つ星のレストランで修業をし、その後、「凡猿」の厨房に在籍して独立したそうです。
店名の「GUIDO」は、イタリアで修業をした時のお店の名前らしいですね。


グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

ランチは常に満員という人気店なのですが、夜の場合は空いているみたいです。
土曜の夜の早い時間帯に行ったせいか、僕たちの他には誰もいず、その後しばらくして女子会っぽい20代後半の女性たち4人組がきただけでした。

店内は狭く数十人でいっぱいになるくらいなのですが、非常に雰囲気がいいです。
内装もイタリアのこじんまりした店みたいなイメージ。
落ち着いて食事が楽しめます。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

黒い長方形のプレートに、白くて丸いお皿が運ばれてくるというスタイル。
テーブルを汚さないような工夫かもしれないですが、

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

チーズ盛り合わせ。
いろんなチーズが楽しめます。
ワインによく合いますね。
(僕は飲めませんが)

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

ブルスケッタ。
メニューにあれば必ず注文します。
「今日のおすすめ」として黒板にレバーペーストのブルスケッタがあったのですが、敢えて漢らしくいつものブルスケッタを注文。
バケットとトマトが別の皿に分けられてて、自分で乗っけて食べるというスタイルでした。
かなり昔によく討論されていた気がするのですが、カレーライスとライスカレーの違いみたいなものですかね。
バケットに穴が開いていて、トマトがぼたぼた落ちるという事故がありましたが、トマトの甘さが際立った美味しさでした。
感想としてはちょっと普通かな、という感じ。わざわざブルスケッタ頼まなくてもいいかなという感じ。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

前菜の盛り合わせ。
サラダ、サーモン、生ハム、バーニャカウダなど。
女子会の人たちが「バーニャカウダって何?」とか聞いてましたけど、こういう料理です。
イタリア語ではなくビエモンテ語でバーニャ=ソース、カウダ=熱い、という意味。
野菜嫌いな僕でもばくばく食べられるほど、かなり美味しかったです。

あと、こちらにレバーペーストのブルスケッタが入っていてラッキー。
ちゃんと同じ料理がかぶらないようにしてくれているのだと思います。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

イタリアンなら、ということでサンペレグリノもオーダー。
パスタとリゾットと魚料理と肉料理を注文していたため、この後の皿の順番の希望を聞いてくれました。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

まずはパスタから。
アンチョビとケッパーとオリーブのトマトソース。
これガーリックが効いていてかなり美味しかった!
この日はあんまりお腹が空いてなくて、あんまり食べられない気配だったのですが、この料理で一気に食が進んでしまいました。
芯の残る茹で方で、かなり好きな食感と味。さすがイタリアで修業をしてきただけある。
ブリランテスズキと同等という感想を持ちました。これは何度か食べにきたいレベル。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

ホタテの貝柱とぷりぷり海老のトマトクリームスパゲティ。
これはクリーム系が苦手な僕には辛い料理だったのですが、シェアして食べたらばくばく食べられました。
上品な味で食べやすかった。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

本日の魚料理。旬の魚だったのですが、その場では覚えているのですが、いつものようにド忘れしました。
お皿の雰囲気もあるかもしれませんが、なんだか日本庭園のような荘厳な料理ですね。
見た目からして雰囲気持ってます。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

牛ランプ肉のタリアータ。
「タリアータ」はイタリア語で「切る」という意味で、薄切りのお肉のことになります。
ブルスケッタと同じトマトのソースをかけて食べてもよし。
このお店の自慢の料理っぽいですね。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

ポルチーニ茸のクリームリゾット。
ポルチーニ茸はイタリアの松茸と言われるキノコの王様です。
これ乾燥物だとわりと安いのですが、生だとかなり高いんですよね。なので生かどうかを見極めることで、お店のレベルが分かったりします。
これも苦手なクリームなのですが、食べやすかったです。
お米の芯が残っていて、これも美味しい。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

このタイミングで黒板をぼんやり見ていたら「マンガリッツァ豚」の文字を発見したので注文。
これ、知らない人も多いと思うのですが、イベリコ豚のライバル関係みたいな豚で、ハンガリーの在来種です。
このマンガリッツァ豚、なにが凄いのかというと2004年に「国家遺産」として認定され、その保護・管理・生産を国家がしていrという、凄い豚なのです。
その国家遺産を食べちゃうというのも、なんだか腑に落ちないものですが・・・。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

最後にジェラートとフルーツの盛り合わせ。
赤いのはブラッドオレンジ。
イタリア料理店だと、よくジュースやシャーベットになってるのを見かけますが、オレンジの中ではこれが一番好き。

グイド(GUIDO)で「食べられる国家遺産」

最後にコーヒー。
最後まで美味しくいただけました。

雰囲気はいいし、美味しいわりに少しだけ値段が抑え気味なので、かなりお気に入りの店。
混雑するのが気にならない人ならランチの方がお得でいいかもですね。
地元の食材にもこだわっているし、創作・チャレンジにもこだわっていると、かなり僕好み。
ここはローテーションに入れたい店ですね。

■トラットリア・グイド
http://www.trat-guido.sakura.ne.jp/
TEL・予約:053-523-9436
住所:静岡県浜松市中区幸1-3-17
営業時間:
 [ ランチ ]11:30~14:00
 [ ディナー ]18:00~23:00 
定休日:月曜
席数:20席

トラットリア グイドイタリアン / 遠州曳馬駅遠州上島駅助信駅

夜総合点★★★★ 4.5





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yasukawa
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浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
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