■リストラをきっかけに起業した女社長がつくる「おれのそうび」がTechCrunch Disruptに挑戦。
http://techwave.jp/archives/51754515.html
例えば iPad の新製品が発売されるという情報が公開された時に、友人同士で「お前買う?」という会話が飛び交うように、友人が購入するという行為はそのままバイラル効果に結び付いています。
良い商品を購入した人が喜びのあまり商品の良さをブログに書く、という行為は商品がまだ市場に浸透していない段階で、例えば Apple の製品のように既にファンが付いているような製品なら、長々としたステルスマーケティングにも見えるテキストよりも、「詳しい友人が購入した」という事実があれば、自分も購入ボタンを押すに値する情報であるともいえます。
アフィリエイト用に提供されたデータを利用しているため、データベースを構築するコストは無し。
ここから商品が購入されてしまえば、アフィリエイトのため売り上げが発生するという、非常に粗利を生むことを計算されたサービスでもあります。ただ単純に人に笑われるバカコンテンツを作りたい、楽しいことやりたい、というのではなく、サービスである以上、金銭面が考えられているのは大きなポイントですね。
また粗利だけでなく、新サービスでよく考えなくてはいけないのは「動機づけ」。
利用者が使い続けるというモチベーション、再訪のきっかけを用意しなくてはいけません。
「おれのそうび」では、この解決方法をゲーミフィケーションとしています。
自分が面白いと思ったことを作るというのは誰でも思いつきますしできるのですが、企業としてビジネスとして考えていくといろいろ難しいですね。
僕はデザイナーの前にクリエイターでありたいと思うので、いろいろ作っていきたいのですが、この辺は気を付けていきたいです。