目の動きに合わせてレイアウト

2009年02月24日 00:01

  • LINEで送る
導線って、気にしたことありますか。

コンビニの商品の置いてある場所って、大抵同じですよね(立地条件によっても変わりますが)。

ドアから入って正面にお弁当。
入ってすぐの左手にレジ。
反対側の右手奥に飲み物。
窓際に雑誌。
雑誌の向かいに生活用品。
そこから奥の棚に向かって、文房具、保存食、お菓子、パン&サンドイッチ。

これは、お客さんが歩いて回った時のコースを考えて、こういう置き方にわざとしているのです。
シミュレーションを重ねた結果、ベストだと思われる置き方ですね。

一番売りたい商品であるお弁当を、正面の棚に置いているのは、お客さんが探さなくてもよいように一番目に入りやすいところだからです。
雑誌などが窓際に置かれているのは、立ち読み目的の客が滞在するのが外から見えるので、「人が入っている」「繁盛している」感じを出すためと、防犯目的のためです。


デザインにも、目の動き、文字を読む流れを規則化した考え方があります。

これは、活版印刷システムを完成させたヨハネス・グーテンベルク(Johannes Gensfleisch zur Laden zum Gutenberg)によって研究され実施されました。

ヨハネス・グーテンベルク - Wikipedia

最近のサイトで左上に企業ロゴがあり、ヘッダーとして左から右にメニューが並んでいるのは、この目線の動きに沿って配置されているからです。

グーテンベルグの生涯や「活版印刷の発明者」の意味・考え方などは非常に面白いので、興味があるひとは調べてみるがいいさ!


同じカテゴリー(戦略的デザイン)の記事

このブログの新着情報を配信中!

RSSリーダーに登録することで、新着情報だけを確認することができ便利です。
上のアイコンをクリックしてご登録ください。

見るだけでは飽き足らない、あなた。あなたも小言に参加してみませんか。コメントトラックバック、ご自由にどうぞ。


入力した内容は表示されます
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
過去記事
デザイン特集
グルメ特集
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 32人
QRコード
QRCODE
プロフィール
yasukawa
yasukawa
浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
文部科学省後援情報検定 情報デザイン試験合格
日本商工会議所販売士検定試験2級合格
日本英語検定協会実用英語検定試験3級合格
デザインカレッジ 外部講師(WEBマーケティング)
日本最大級レビューメディア「zigsow」2021年ベストレビュワー