お店は、街中の裏通りのような場所にあり、ちょっと分かりづらいです。
でも逆に言えば、地図通りに行けば一軒だけ明るいのですぐに分かります。
ひらがなの「めしや」と難しい「朔軒(さっけん)」の文字の看板が目印。
リニューアルしてから中華では無く、気軽に寄れるカウンターのみの定食屋をイメージしたとのことですが、お父さんらしいですね。
ちなみに登記上は「飯屋 朔軒」らしく、表記は「めしや 朔軒」としているそうです。
店内はカウンター席のみで、椅子は7席。
狭く見えますが、もっと狭い店もあるので余裕があります。
椅子の下に荷物置きようのバッグも設置してあります。
目の前が厨房で、高い椅子からなので料理人の手元がよく見えます。
近いこともあり、話をいろいろ聞いたのですが、今まで厨房の中にいてあまり外に出なかったので、それが一番環境が変わったところだそう。
お客さんと距離が近く、実際のお客さんの反応が見えるというのは、サービス業にとっては大事だと改めて感じたそう。でも緊張するのも多いそうですが…。
そういえば IT企業の社内も似た感じですね。
ラーメンをメインに、各種定食のメニューが並びます。
日々メニューは増え続けているそうです。
これは家の近くにあったら嬉しい…。街中だからなぁ。
朔軒特製チャーシュー。
自家製なので美味しいに決まってますね。
ビールを飲みながらの、おつまみに人気だそうです。
朔軒特製冷奴。
こちらも店名を冠するだけあり、売りのチャーシューがかかっています。
こちらもお酒のおつまみに人気で、よく売れるらしいです。
「ラーメン」。
単純にシンプルに、ただの「ラーメン」という名前です。
具は、チャーシュー、なると、シナチク、刻み葱。
麺は、名前を聞いたのですが忘れてしまいましたが、舞阪?の製麺所のものだそう。
ザ・中華麺、と言えるほど、オーソドックスな麺です。
スープは、普通に中華スープ。中華料理屋さんで出てくる、あの中華スープです。
なので、中華スープに中華麺が入った、完全なる中華ラーメンということですね。
ラードの浮いたノーマルの澄んだスープって、逆に最近は見かけることがないので、新鮮ですね。
手が込んでるということもなく、背伸びのしない、等身大の王道のスープ。
なんていうんだろ? これがラーメンの基準点というか。
この味が全てのラーメンの基準となるかのような、そんな雰囲気を醸し出しています。
くどくもなく。
あっさりでもなく。
これがラーメンの味っていうやつですね。
癖が無いので、満腹でも飲みすぎな夜でも、どんな体調でもズルズルと飲みきってしまえるような、そんなかんじ。美味しい!
また食べに行こうと思います。
朔軒美味しいよ!
ごちそうさま!
朔軒 (中華料理 / 第一通り駅、新浜松駅、浜松駅)