調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

2014年11月06日 13:59

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調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

僕の家に設置したカーテンは、よくある一般的な窓の両側にダボっとある布のカーテンではなく、ロールスクリーン系になっています。
写真は1階の部屋なのですが、3連窓の上に白いロールスクリーンが設置されています。
これ、目立たなくていいですね!


ウチは窓の数がとにかく多く、カーテンの見積もりを取った際にびっくりして腰を抜かしそうになったほどなのですが・・・。(中古車が買える値段)
これから家を新築する人で安く済ませたい人は、窓の数や大きさに注意した方がいいですよ!

なんで布のカーテンにしていないという理由ですけど、そういう主婦的センスめいたファミリースタイルみたいな要素をすべて省いているのです! 自分好みを貫いています。独身万歳!

あと、窓の形。
僕の個人的な趣味なのですが、「引き違い窓」と呼ばれる一般的な左右にガラッと開ける窓ではなく、「外開き窓」と呼ばれるハンドルで開けてぐっと押し出して片側に開く縦長の窓をいくつも並べるように設計しています。
ちなみに窓を開ける時に面倒な上に、工事費と材料費が高いです。

なんというか、あの一般家庭い広く普及する横開きの窓が気に入らない。
特に縦横の比率が気になるというか・・・なんかダサい。
そんな理由で、特に理由がないかぎり、この窓にしています。

この窓の1つ1つにロールスクリーンを付けるとお洒落なのかもですが、さらに窓の開閉が面倒になる上に値段も2倍になるということなので、連続した窓には1つのスクリーンを設置するというスタイルにしました。


この部屋に付けているロールスクリーンは「調光式ロールスクリーン」というものです。
2枚のスクリーンが重なっているロールスクリーンで、その2枚の位置をずらして重なり方を変えることで、スリットの隙間からの光量を調節できるというものです。

↓スクリーンを降ろすと、こんな感じ。

調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

バーチカルブラインドの光の具合も綺麗なのですが、これもなかなか。
スリットの間に光が溜まることで、間接照明のような効果にも見えますね。

この隙間の光の表現を愉しむのも、オツなものです。

写真だと黒っぽく見えるのですが、スクリーンの色は白に近いグレーです。
この窓は道路に面した窓なので、プライバシーも考えて遮光タイプを選んでいます。

ホワイト系だと完全に遮光のものが無いため「遮光3級」というグレードなのですが、外からの視線を完全にカットできていると思います。

調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

↑夜間の部屋の中から見ると、こんな感じ。

シャッターみたいに見えますね。
カーテンをしている、という感覚ではないのであんまり生活感を感じない雰囲気になります。

調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

右横のチェーンを引っ張って、スクリーンの開閉や隙間を制御します。
ロール部分? ドラム? の機械の回転はスムーズで、ひっかかりのないスムーズなローラーを回しているかのような感覚です。

調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

横から見ると分かりやすいのですが、この隙間を、

調光ロールスクリーン「ビジックライト」感想

こうズラして調節しているのです。

よく見ると分かるのですが、隙間を開けた状態でもレースのような網目が入っているので、昼間に採光のために隙間を開けていても、外からの視線を防げるようになっています。この部分が通常のブラインドとは違うところですね。

ご参考までに、この商品は、TOSO(トーソー)の「ビジックライト」という商品になります。
生地の部分がいろいろあるのですが、前述のように遮光機能をもったものなので以下のものになります。

■TR-1513 グレー/ゼブラシークル
http://www.toso.co.jp/products/visic/visic/zebra_s.html

遮光タイプじゃないものを選べば全然安いです。
国内では、調光式ロールスクリーンのメーカーでは、この TOSO の他に「ニチベイ」の「ポポラ(レユール)」、タチカワの「デュオレ」という商品があるようです。同じような価格帯ですが、メカ部分がはっきり違うことと、メーカーによって設置時の窓との隙間が違うなどの差があります。

海外の有名メーカーでは、ハンターダグラス社の「シルエット・シェード」という商品が有名で、これは2枚のスクリーンの間に羽根が入っていて、この角度を変えることで調光できるというもので、その光の表現の柔らかさからファンも多い高級品です。
これと似た商品で TOSO からも最近出していて「ラクーシュ」という商品が値段も手ごろでおススメ。
羽根のアールの角度が女性的なイメージが強すぎて、僕は敬遠してたけど。


この部屋には、業者からは普通のブラインドを薦められたので、1階には合わないのかも。
現状の使い勝手としては、

 昼間:スクリーン全開、収納状態
 夜間:スクリーン降ろした状態

という風になっていたので、調光式の必要はなかったかも・・・。

ロールスクリーンは、カーテンと違って空気の層を作らないため寒い、という噂も聞いたのですが、ウチは床暖房&24時間換気システムのせいか、寒いという感想はないです。
機密性の高い家向きかもですね。



※写真の窓の外は、プライバシーを考慮してハメ込み画像です

デザイナーズハウス



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yasukawa
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浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
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