実はこれは AR機能付きで、イラストのカセットテープが回り始めて、新曲が再生されるというもの。
■tricot、AR(拡張現実)機能付きポケットティッシュ配りの第二弾を実施 | tricot | BARKS音楽ニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000104781
地味にアナログなプロモーションのようで、実はハイテクな技術を利用したもので。
そしてティッシュを配っていたはずなんだけど、実は音楽そのものを配っていたみたいな不思議さが気持ちいい。
街中で突然ゲリラライブをやれば、簡単に不特定多数に音楽を聞かせられるじゃん。
サイトで無料で視聴できるようにすれば、簡単に「誰か」に聞いてもらえるじゃん。
わざわざティッシュに AR 仕込む意味わかんない。意味あるの。効果あるの。
クリエイティブをしない人はそんなふうに否定から入って何のアクションをおこさずに終わりそうなのが想像できますが、ちょっと頑張るだけで、いろいろ面白いことができるわけで。
自分が知らなかった新しいアーティストに接触する既出で簡単な方法があるとしても、こういう特別な「体験」にはかなわないなぁ、と。
単純だけど面白い仕掛けがあることで、なんとなく記憶に残る気がします。
少なくとも僕は、この tricot というバンドを覚えました。
AR で再生される映像が、アーティスト本人のプロモーション動画ではなく、カセットテープが回っているというところも面白いですね。
AR(拡張現実)に興味がある人におすすめの記事
2013/03/21
テテルが正式オープンした後、どう進めていくかの打ち合わせにて。いろんな夢のようなアイデアや仕様が出ていました。 「天気予報を表示させたい」 「人が近づいたら挨拶をしたい」・・・などなど。ただシーポイントはインターネットの会社なので、全くの異分野であって、このへんの機械を作るスキルが…
2011/12/13
フランスのパリにある「グラン・パレ」では、ゲームの歴史に焦点を当てた企画展「Game Story, a history of video gaming」が開催されているようなのですが、そこに展示されているサイネージコンテンツが面白いようです。■Augmented Reality Event Raving Rabbids Orangehttp://youtu.be/u_uJrVm3rrY