AR(拡張現実)機能付きポケットティッシュで、音楽プロモーション

2014年06月24日 23:13

  • LINEで送る
AR(拡張現実)機能付きポケットティッシュで、音楽プロモーション

ブレイク間近と言われているバンド「tricot」の販促ツールが面白い。

街頭でポケットティッシュを配るという地味なプロモーションなんだけど、実は・・・!
配られたポケットティッシュには、上のようなノスタルジックなカセットテープの絵が入っていて。
そこにスマホをかざすと・・・。

実はこれは AR機能付きで、イラストのカセットテープが回り始めて、新曲が再生されるというもの。

■tricot、AR(拡張現実)機能付きポケットティッシュ配りの第二弾を実施 | tricot | BARKS音楽ニュース
http://www.barks.jp/news/?id=1000104781

地味にアナログなプロモーションのようで、実はハイテクな技術を利用したもので。
そしてティッシュを配っていたはずなんだけど、実は音楽そのものを配っていたみたいな不思議さが気持ちいい。

 街中で突然ゲリラライブをやれば、簡単に不特定多数に音楽を聞かせられるじゃん。
 サイトで無料で視聴できるようにすれば、簡単に「誰か」に聞いてもらえるじゃん。
 わざわざティッシュに AR 仕込む意味わかんない。意味あるの。効果あるの。

クリエイティブをしない人はそんなふうに否定から入って何のアクションをおこさずに終わりそうなのが想像できますが、ちょっと頑張るだけで、いろいろ面白いことができるわけで。

自分が知らなかった新しいアーティストに接触する既出で簡単な方法があるとしても、こういう特別な「体験」にはかなわないなぁ、と。

単純だけど面白い仕掛けがあることで、なんとなく記憶に残る気がします。
少なくとも僕は、この tricot というバンドを覚えました。

AR で再生される映像が、アーティスト本人のプロモーション動画ではなく、カセットテープが回っているというところも面白いですね。


AR(拡張現実)に興味がある人におすすめの記事


2013/03/21
サイネージ用にセンサー系を自作してみた
テテルが正式オープンした後、どう進めていくかの打ち合わせにて。いろんな夢のようなアイデアや仕様が出ていました。 「天気予報を表示させたい」 「人が近づいたら挨拶をしたい」・・・などなど。ただシーポイントはインターネットの会社なので、全くの異分野であって、このへんの機械を作るスキルが…

2011/12/13
ARサイネージでウサギを蹴飛ばせ
フランスのパリにある「グラン・パレ」では、ゲームの歴史に焦点を当てた企画展「Game Story, a history of video gaming」が開催されているようなのですが、そこに展示されているサイネージコンテンツが面白いようです。■Augmented Reality Event Raving Rabbids Orangehttp://youtu.be/u_uJrVm3rrY




同じカテゴリー(AR)の記事

このブログの新着情報を配信中!

RSSリーダーに登録することで、新着情報だけを確認することができ便利です。
上のアイコンをクリックしてご登録ください。

見るだけでは飽き足らない、あなた。あなたも小言に参加してみませんか。コメントトラックバック、ご自由にどうぞ。


入力した内容は表示されます
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。
過去記事
デザイン特集
グルメ特集
アクセスカウンタ
読者登録
メールアドレスを入力して登録する事で、このブログの新着エントリーをメールでお届けいたします。解除は→こちら
現在の読者数 32人
QRコード
QRCODE
プロフィール
yasukawa
yasukawa
浜松在住クリエイター&デザイナーが仕事のことについて頑張って書いてみる。
【認知心理学、コミュニケーションデザイン、情報デザイン、UI/UX、インフォメーションアーキテクト、サイネージ(Scala)、3Dモデリング、データベースアプリ構築(FlileMaker)、Flash Script 2.0&3.0、サーバ構築(Linux)、IoTセンサー&電子工作(Arduino)
文部科学省後援情報検定 情報デザイン試験合格
日本商工会議所販売士検定試験2級合格
日本英語検定協会実用英語検定試験3級合格
デザインカレッジ 外部講師(WEBマーケティング)
日本最大級レビューメディア「zigsow」2021年ベストレビュワー