折り目を付けても大丈夫なように、レイアウトを分割しておくと、後々便利です。
この折り目ですが、どこかに設置してもらう場合には、縦にして置く場合が多いので、折り目の向きには注意した方がいいです。
今回の場合は、張り紙的な意味合いがあるので、こういう向きになっています。折るのはあくまでオプション。
過去のチラシの作例を見ても、こんな感じになってます。
上から表紙、真ん中がイメージ写真と概要文、最後に問い合わせ先や説明といった構造ですね。
経営コンサルタントの方やチラシの先生なんかのラフ案だと、1面全部を使ってごちゃごちゃっとした構造にしてくることが多いのですが、ポスティングなどを前提としている場合は、僕はこういう構造で通しています。
社内の複合機で印刷したのですが、カンプ印刷したら青が思い通りの色にならなかったので、急きょ変更したりもしました。
業者に発注せずに社内で印刷する場合は、臨機応変に色変更した方がいいですね。
パソコン画面の場合は、画面自体が光っているので明るいのですが、紙の場合は当然暗くなります。
色は好みですし、他人が見ている色は自分と同じに見えているだけではないので、そこまでこだわる必要はないというのが持論ですが、背景色に文字が乗っている場合は色の組み合わせによっては見えにくくなるので、このような調整が必要になります。
「AAA × BBB」というコラボレーション的なバッテン表現記号ですが、このバランスって難しいですよね。
このバッテンも、太く描く人や細く描く人がいて、その人の個性のようなものが見えます。大きさもまちまちですね。
この記号の大きさや太さにはセオリーのようなものが無いので、全体のバランスやロゴタイプを見ながら決めるしかないのですが・・・。印象がガラリと変わる部分なのと、心理的に中心点がある形なので、周囲の配置には気を付けたいところ。
ちなみにこの記号、僕の周りの一般人の間では「かける」と読む人が多い。
クリエイティブ関連の人だと「クロス」って読む人が多かった。そして僕は「バイ」と呼んでた。
「バイ」と読んでるのは、その昔「バイデザイン(×Design)」という家電メーカーがあったから。