ベトナム食堂

yasukawa

2019年08月20日 22:30



聖隷浜松病院の前にある「ベトナム食堂」に行ってきました!
ちょうどオープンから2周年ということで、ドリンクサービスしてもらいました。

車でしか行けない場所ですが、隣がコインパーキングだったり病院の前だったり、ビジネス面でいえば立地が素晴らしくオーナー夫婦の嗅覚は凄いです。この日も後ろのテーブルで女子会らしきものが行われていましたが、会話の内容から看護婦のようでした。


駐車場は店の横に2つ、奥の分かりにくいところにあるので、狭いところが苦手な人はもうコインパーキングに入れちゃった方が楽かもしれないです。



カウンター席と、テーブルが2つ、奥に座敷席があるそうです。



一緒に行った友人がオーナーさんと知り合いだったのでカウンター席にしたのですが、カウンターにはコンセントが付いていて、ビジネスセンスが凄いなと普通に思いました。
カフェや電車の席でもコンセントを重要視するのが増えていますが、スマホなど充電したい人が多いので集客効果が見込めるといわれています。と、マーケティングでは教わっているのですが、ただ技術の進歩が想定より速すぎてバッテリーが長持ちするようになってきているので、このセオリーがどこまでもつかは不明。

コンセントの前にある栞は、レジで精算するときに持っていく用です。



ベトナムということで、やはり生春巻きから。
あまりベトナムという感じはせず、キュウリが強いなと感じました。
ちなみに僕はベトナム滞在時に生春巻きがメニューにある店に一度も出会わず、生春巻き=ベトナムという図式は日本人の偏見だと思ってます。




ベトナムのビール、バーバー。
3 が 3つ 並んでいるので「バーバーバー」と日本では言われますが、ベトナム人は「バーバー」と呼んでました。

ローストしたナッツはつけあわせ。



バインセオ。葉っぱで巻いて食べるところが多い気がするのですが、ここではライスペーパーに巻いて食べるそうです。



お水はフィンガーボールではなく、ライスペーパーを濡らすために使います。
このお店のキッチンスタッフはベトナム人の兄弟なのだそうですが、母国ベトナムの味を再現するために四苦八苦しているのだそうで、ライスペーパーにもこだわりがあるみたいです。このライスペーパーも試行錯誤でこだわっているそうですがまだ納得してないそうで、調べてみたら、本来は生のライスペーパーを使うみたいですね。



手巻きバインセオ、完成。
ヌクマムに付けていただきます。このヌクマムにもこだわりがあって選んでいるそうで、日本人に寄せていない甘くないベトナムの味が楽しめます。



揚げフォー、というのが珍しかったので注文。揚げただけでしょと思っていたのですが、チリソースのような辛いソースにつけると、なんだかクセになって止まらなくなりました・・・。
フォーは米粉なので、普通にスナック菓子というか軽いおせんべいのような感じです。



独特の異国の野菜炒めといったかんじ。なんていうか異文化を感じるというか。
日本食おいしいと思っていても海外出たらいろいろ美味しいものあるんだな、外に出ようぜみたいな感じ。



「奇跡の粉」のかかったベトナム唐揚げとのことで、普通の唐揚げとは違うものがかかっています。
一応「粉」の正体は聞いてしまったのですが、言っちゃいけないかもなので一応ここでは書かないことにします。
上にのっているのはレモングラスなのですが、粉とあわさって絶妙なハーモニー。ベトナム料理人兄弟は良い仕事しますね。
これおかわりしたかった。



ほうれんそうを炒めたもの。ベトナムでは空心菜のニンニク炒めを食べておいしかったですが、そのホウレンソウバージョンといった感じ。



このエビフライも美味しかった。
普通のエビフライとは違って、エビをココナッツで包んで揚げたもので、サクサクで甘くておいしい。
この味の構成もさすがの逸品。



海鮮チャーハン。少し薄味でしたが、ヌクマムが付いてくるので好みで濃くできます。
僕は濃いガツンとくるチャーハンが好きなので、ヌクマムをかけたらめちゃくちゃ好きな味でした。



ウコンライス。あまり日本では見慣れないものですが、ウコンは英語名「ターメリック」で、ターメリックライスですね。
正確にはウコンの英語名は「ワイルドターメリック」で「ターメリック」とは微妙に別物なのだそうです。
ウコンには苦みがあるけど、ターメリックは甘いんですって。



そしてベトナムといえばフォー。こちらは鶏肉のフォー。



こっちは牛肉のフォー。
オーナーさんいわく「スープは同じもの」とのことですが、牛肉の方は牛肉の旨味と合わさったりで別の味のように感じられます。鶏肉の方はさっぱりしたかんじ。
味はめちゃくちゃ美味しかった。このフォーだけでも時々食べたくなる感じ。



名前忘れたけど、ベトナムのデザート。
日本で流行しているタピオカはベトナムでも流行しているそう。タオイオカ麺みたいなのもあるらしい。



最後にベトナムコーヒー。こっちは旦那さんの方が担当らしくカウンターの向こうで淹れてくれました。
カップの底にコンデンスミルクが仕込んであり、ベトナムでの飲み方ができます。ベトナムコーヒーはロブスタ種といって原種に近くとても苦いのでストレートで飲まれることはないのですが、僕はインスタントコーヒー(大体がロブスタ種)でも美味しく飲めるのでミルクいらなかった・・・。次からはそのまま飲みたい。
ちなみにコンデンスミルクを使うのは、ベトナムがフランスの植民地だった時代にフランス人がコーヒーにミルクを入れて飲みたいのに冷蔵庫が無い時代なのでミルクの保存ができず、保存に適したコンデンスミルクを使ったからだと言われています。

ベトナム食堂ベトナム料理 / 助信駅曳馬駅八幡駅

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