単純に理解すれば、「何秒待てばいいかを視覚化」しているということですが。
この表示があることによって、「待つ」行動をさせるというデザインがあります。
赤だと、「待ってるのしんどい」とルールを無視して渡ってしまう気持ちが働く場合があるのですが、待つ時間を明確にして伝えることで我慢させるということですね。確かに理不尽なほど待たされる場合もあるので、あとどれだけ待てばいいかを教えてもらえるのは心理的にも良いですね。
タイでは信号機を警察官が手動でスイッチングするという仕事もあるそうです。
タイ正月でのお祭りの時には1日に50人が死亡することもあるそうなので、交通ルールには気を付けたいですね。
2017/01/11
よく目にする路線図。何気なく見ている人も多いのですが、あの路線図はデザイン業界では屈指の革新的なデザインです。最初の路線図のデザイナーは、ヘンリー・C・ベック。ロンドン地下鉄路線図=チューブ・マップ(Tube Map)の図式的配置ダイアグラムでした。チューブマップの革新性について、一般的な感覚で…
2016/05/18
あらゆる「マップ」のデザインは、デザイナーがとっかかりやすく見つけやすい課題です。2015年レッド・ドット・デザイン賞を受賞した「Groundarium」というコンセプトモデルも、そんな課題と問題解決方法のひとつ。「Groundarium」のデザインコンセプトは、「ドーム型3次元地図」。若干、言葉が先行している感…
2016/01/14
国土地理院が公開した「外国人に分かりやすい地図記号について検討した結果をまとめた報告書」という資料が、なかなか読みごたえがあり勉強になります。2020年東京オリンピック・パラリンピック競技大会が開催されることで熱を帯びる、インバウンド対応デザイン。この資料はそんな時代を踏まえ、全編を通し、地図…
2015/01/31
今週土曜も出社のため、地下鉄(MRT)の駅へ。通勤途中にスラムっぽい市場の中を歩いていると、タイに来て初めての雨。もともと雨に濡れるのは平気で雨具を持ち歩いたことはないのですが、この日は PC を持っていたので、濡らさないために軒先をお借りして雨宿り。熱帯地方ならすぐに雨が止むかな、と考えていた…
2010/06/08
「もうひとつの日本地図」として杉浦康平さんの「時間軸変形地図」のことを書いたのですが、日本にはまだまだデザイン・発想的に素晴らしい地図を作成した人がいます。大正から昭和にかけて活躍した吉田初三郎という人物の名所絵図です。■吉田初三郎 - Wikipedia■デジタル展覧会「京の鳥瞰図絵師 吉田初三…
2015/06/04
スマホや携帯電話で、電話のかけかたが分からない、という人はいるでしょうか?いそうだし、いなさそうだけど。ガラケーやフューチャーフォンと呼ばれる「携帯電話」に比べ、「スマートフォン」と呼ばれるイマドキの多機能携帯電話には、普段使われないような機能がいっぱい。僕もマニュアルを読み込んでいな…
2017/10/26
自動車のヘッドライトって左右に必ず設置されていますね。1つが真ん中に設置されているだけでも良いんじゃね? (そうザクのモノアイみたいに)とか思いませんか。でもあれ、夜でも遠目からでも対向車の車幅が把握できるので、どちら側に避ければいいか判断する基準にもなり、完成されたデザインともいえますね…
2016/11/20
nas などを使いファイルサーバーにサイズの大きい設計資料などを保管している人も多いと思うのですが。デザイン職の場合、資料の他に素材用の画像や動画などをライブラリとして確保しているのですが、ファイルサイズが圧倒的に大きくノートPC内のストレージに保存して持ち歩きたくない人も多いかと思います。この程度…
2016/02/18
トイレのピクトグラムって、グラフィックとしての意味を考えると不思議じゃありませんか?棒立ちの男と、女。このグラフィックだけからでは、何の意味も伝わってきません。このシンボルマークがある扉を「トイレ」と認識できるのは、よく訓練された我々人間全員だけですね。ちなみに実際にはトイレのマー…
2015/11/20
昨年よりクリエイターの中でじわじわと広がるキーワード「IoT」。「loT」ではなく「IoT」。その字面から、よく「エル・オー・ティー」と間違われていますが「アイ・オー・ティー」です。すなわち、「モノのインターネット(Internet of Things)」の意味を指す、ものづくりの人なら、そわそわしてしまう言葉です…