コンクリートの地面に LED 埋め込んで光らせてみた(外構)

yasukawa

2015年04月13日 19:24



外構が一通り終わりました。
顔を突き合わせての打ち合わせができなかったせいか、予定より1ヶ月後に着工、それより2か月後に完成、という、ちょっと信じられないような対応にされました。

まぁ、現場も見ることができないし、途中確認もできないし、業者にとってもやりづらかったのだと思うのですが・・・。
気のせいというか、確実に僕の引いた図面と違う部分があるのですが、もうどうでもいいです。

外構をなんとか100万円以内で、と計算しまくったのですが、一番安くて綺麗と思われる、防草シートを全体で覆って白玉砂利を敷き詰めるという方法。
とりあえず「庭」はいじってる時間が無いので作りません。

駐車スペースには、シンプルに白いコンクリートを打ってもらいました。

ねずみ色のようなコンクリートが嫌だったのですが、白も黒っぽいコンクリートも同じ種類で、強度を上げると白くなりそうです。歩道などでよく見る黒っぽいコンクリートがなんとなく安っぽく思えていたのですが、強度の違いなのですね。

水との比率というかコンクリートの濃さで色が白くなるとのことなので、水の量はそのままに通常よりも 60Kg ほど増してもらいました。
業者の人が言うには、夏と冬とでも濃度を変えているそうですよ。暑い時期と寒い時期で固まる速度が違うからだそうです。



白い部分の表層仕上げは「刷毛引き仕上げ」という、コテで仕上げた後に刷毛で線目を付けたもの。
コテでならしただけのものは滑らかで綺麗なのですが、雨だとツルツルと滑って危ないのが嫌なのでこちらにしました。
表面が少しギザギザになるのですが、綺麗に仕上げてもらうとこちらの方が美しいと思います。
ただギザギザ部分に入った汚れの掃除が大変ですね。

歩道部分の黒く見えるところは、「洗い出し」で、表面を水で洗い流すとざらざらした砂利や小石が残ってこういう処理になるのだそうです。こちらは自然に滑り止め処理のようになるので、雨の日に歩いていても安心。



コンクリートを前面に打ってしまうと、夏の暑い日などに熱膨張して「ひび割れ」が起こるので、わざと隙間を作り、そこに緑の芝生を入れました。こうすると、水の流れる導線にもなって便利。

この緑の部分は、普通に芝生を植えると雑草が生えてきて処理が大変なので、実は人工芝だったりします。
最近はクオリティの高い人工芝もあってびっくりです。全く見た目からは分かりません。

歩道の真ん中に埋め込まれているのは、ソーラー LED です。
上に車が乗ることもあるので、耐圧式・強化ガラスになっています。



夜になると、勝手に光ります。
太陽電池式なので、配線の必要もなく埋め込むだけなので、とても簡単。



近くでよく見ると、何やら花のような模様が見えます。
この写真は補正してないのですが、これぐらいギラギラと光ります。
うまいこと作ってあって、眩しくないようにしてるみたい。
この LED ランプも熱膨張対策が仕込まれていて、周囲を白いゲル状のゴム素材で埋めています。なのでLEDの周囲はふにょふにょして触り心地がいいです。
コンクリートが熱膨張しても、LEDが割れることがなく安心。

この LED、太陽の光を充電して動くということもあり、あまり明るさについては期待していなかったのですが、夜になると燦々と輝いて、とても目立ちます。
(通り過ぎる人が何事かと振り返るレベル)

これ、結構綺麗だし値段もそこまで高価じゃなかったので、もう少し埋め込んでもよかったと思ってます。

本来は歩く道の両側に「■(四角)」の状態で設置するのが普通らしいのですが、僕のデザインした図面のように歩道の中央に「◆(菱形)」に置くのは、珍しくて初めてらしいです。
進行方向をイメージしてみました。


2015/03/11
ようやく門柱にネームプレートが付きました!自分の名前が刻まれると、ようやく大きな買い物をした実感わきますね。あんまり住んでないので、全く現実味がないですけど。ここまでかなりの予算を使いまくっているので外構はストップするか簡単に整えて終わらせようかとも思っていたのですが、予算内でなんと…




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