コメ展

yasukawa

2014年05月16日 11:05



東京ミッドタウン内にある「21_21 DESIGN SIGHT」にて、企画展「コメ展」が開催されています。

展のディレクターは、グラフィックデザイナーの佐藤 卓さんと文化人類学者の竹村真一さん。
2人の共同企画は、2007年の「WATER展」に続いて2回目になります。

佐藤卓デザイン事務所といえば、てぃーだスクエアも某案件で一緒に仕事をしていることで僕の中でも有名(上から目線)。

日本の食の中心である「コメ」をテーマに持ってきて、日本人の食文化やライフスタイルを見つめるという視点は良いなぁ、と。
普段何気なく食べているお米には、どんな携わってきた人がいるのかとか、水害や生態系といった自然の脅威と戦う歴史とか。

そんな日本人としての自分を感じる、面白い企画展なのかなと思います。

■コメ展 スペシャルサイト
http://kometen.jp/


佐藤卓さんは雑誌のインタビュー記事の中で、「デザインはカッコイイ形やお洒落な色を与えたり、売れるためにすることなのではなく、ありとあらゆるところにあるもの」という言葉を残していましたが、まさにそんなコンセプトを具現化したような企画ですね。

コンテンツとビジュアルをはっきりと区別しているところもそうなのですが。
普段何気なくそこにあって気づかないところをコンテンツにして。
そこにビジュアルを付加することで、興味を引かせて、情報の中に引き込む。

メッセージを投げかけるというよりは、メッセージの中にひっぱりこむというようなイメージでしょうか。

たかが、お茶碗一杯のご飯。
されど、一粒の米粒。

ただ食べていただけの「コメ」から、何を学び何を知るのか。
そこにはいろんなデザインのヒントがあるかもですね。


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